【文学部文化財学科】NHK奈良放送局、奈良国立博物館と連携した特別講義を開催しました

　5月9日（金）に、奈良大学とＮＨＫ奈良放送局が連携し、奈良国立博物館で開催中の「超・国宝－祈りのかがやき－」にて特別展示している法隆寺百済観音像（観音菩薩立像）の超高精細３Ｄ映像を用いた特別講義を開催しました。

　本企画は文化財学科の「日本彫刻史」の特別講義として企画されました。
　奈良国立博物館から岩井共二教育室長をゲストにお迎えして、文化財学科の大河内智之教授（日本美術史・日本彫刻史、文化財防犯）と共に百済観音像の３Ｄ映像や搬出時のＮＨＫ映像を見ながら彫刻に関するお話や搬出時のエピソードなど、とても貴重なお話ばかりの90分間でした。

　受講生は百済観音像の普段見ることができない角度や細部まで映し出された３Ｄ映像を食い入る様に見たり、熱心にメモをとりつつ貴重なお話に耳を傾けたりしていました。
　また、講義後には直接質問をする学生が何人もいました。