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大学紹介
ABOUT NARA UNIVERSITY

教員紹介
STAFF

文学部 文化財学科

相原 嘉之
AIHARA Yoshiyuki

教授・博士(文学)

専門分野 日本考古学、文化財学
研究テーマ・領域 国家の成立時期をいつと考えるかは、その定義によって左右される。しかし、現在の「日本国」に直接繋がる統一国家は、8世紀初頭に確立した律令国家で、その形成過程を考古学的に解明するために、王宮・王都の研究を行っている。
代表的な著書・論文名
  • 古代飛鳥の都市構造(吉川弘文館)
  • 飛鳥・藤原京と古代国家形成(吉川弘文館)
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岩戸 晶子
IWATO Akiko

教授

専門分野 古代の建築考古学。文化財の活用。
研究テーマ・領域 発掘調査で見つかる建物跡はほとんどが基礎部分で、上部構造を直接的に知ることはできない。出土した瓦を基に、奈良にのこる古代の建築や絵画資料などを参考にしつつ、古代建築の「上部」に関する技術の復元をめざしている。
代表的な著書・論文名
  • 建築を表現する(奈良国立博物館主催特別陳列図録 単著、奈良国立博物館)
  • 奈良時代の鬼面分鬼瓦-瓦葺技術から見た平城宮式鬼瓦と南都七大寺式鬼瓦の変遷-
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今津 節生
IMADU Setsuo

学長 / 教授・博士(学術)

専門分野 文化財科学、保存科学
研究テーマ・領域 科学技術を使って文化財を研究している。たとえば、X線CTで内部を観察して仏像の健康診断を行っている。環境に安全な甘味料を使って沈没船を保存して水中考古学の発展に役立てている。
また、3Dプリンタで作ったデジタル複製品を使って博物館の展示に役立てている。
代表的な著書・論文名
  • 阿修羅像のひみつ 興福寺中金堂落慶記念(興福寺監修、分担執筆、朝日新聞出版)
  • 水中遺跡の歴史学(分担執筆、山川出版社)
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魚島 純一
UOSHIMA Jun-ichi

教授 / 博物館長

専門分野 保存科学・博物館学
研究テーマ・領域 安全かつ簡便におこなえる文化財の生物被害防除に取り組む一方で、分析などによる文化財の製作技法の解明などもおこなっている。地方に眠る未指定文化財の調査と保存を進め、一つでも多くの文化財が保存され、未来に継承されることを目指す。
代表的な著書・論文名
  • 亜鉛とヒ素を含む銅系緑色顔料を用いて彩色された江戸時代の板絵
  • 徳島の銅鐸(徳島県立博物館)
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岡田 健
OKADA Ken

教授

専門分野 文化財学、文化財防災、美術史、博物館学
研究テーマ・領域 統合の学としての文化財学。社会の仕組みや価値観が変わる現代において、私たちが文化財を未来に伝えていく意味や方法について、文化財の歴史・文化財の保護制度・文化財防災・文化財の立地環境・地域において文化財が果たす役割など、広範な観点から研究している。
代表的な著書・論文名
  • 世界美術全集東洋編3/三国・南北朝(編著、小学館)
  • 文化財防災を大学で学ぶこと(奈良大学ブックレット11『文化財学入門』ナカニシヤ出版、2023年)
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小林 青樹
KOBAYASHI Seiji

教授・博士(文学)

専門分野 テキスタイル考古学・東アジア考古学
研究テーマ・領域 縄文時代から古代にかけての人々の生活や技術、精神文化の研究をしている。また東アジアにおける織物などのテキスタイルや金属器の起源についても研究している。
代表的な著書・論文名
  • 弥生文化の起源と東アジア金属器文化(塙書房)
  • 倭人の祭祀考古学(新泉社)
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竹田 芳則
TAKEDA Yoshinori

教授

専門分野 図書館情報学
研究テーマ・領域 住民が気軽に暮らしや仕事に役立つ情報を得る場として、地域の図書館の役割は大きい。図書館の持つさまざまな可能性の中から「地域資料サービス」に注目して、そのあり方について実践的な研究を行っている。
代表的な著書・論文名
  • 公立図書館の市場化
  • 市民とつくる地域資料サービスの可能性
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豊島 直博
TOYOSHIMA Naohiro

教授・博士(文学)

専門分野 日本考古学
研究テーマ・領域 日本の国家はいつ、どのように生まれたのか。邪馬台国の3世紀、倭の五王の5世紀、大化の改新の7世紀説が対立し、七五三論争とも呼ばれる。この論争に、全国の古墳や飛鳥の発掘成果を手がかりに挑んでいる。
代表的な著書・論文名
  • 鉄製武器の流通と初期国家形成(塙書房)
  • ここまでわかった飛鳥・藤原京(共編著、吉川弘文館)
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原口 志津子
HARAGUCHI Shizuko

教授・博士(文学)

専門分野 日本美術史、説話画
研究テーマ・領域 日本中近世の絵画、特に絵巻や掛幅などに描かれた物語絵や説話画など、何らかのストーリー性を有する作品を研究対象としている。ながく鎌倉時代の掛幅「法華経曼荼羅図」の研究をしてきた。現在は巻子形式の絵(絵巻)に関心をもっている。
代表的な著書・論文名
  • 「作庭記」と日本の庭園(共著、思文閣出版)
  • 富山・本法寺蔵法華経曼荼羅図の研究(法藏館) 
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比佐 陽一郎
HISA Yoichiro

教授・博士(文学)

専門分野 保存科学・考古学
研究テーマ・領域 保存科学的観点からみる「ものづくり」の歴史「 ものづくり」に関わる考古資料を対象として、顕微鏡観察やX線を使った材質分析を行い、資料が辿ってきた経歴を探り、歴史の解明に貢献します。
代表的な著書・論文名
  • 福岡市博多遺跡群における中世のガラス生産
  • 古代の玉に用いられる石材に関する新知見
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村上 正直
MURAKAMI Masanao

教授・博士(国際公共政策)

専門分野 国際法、国際人権法
研究テーマ・領域 専門は国際法、国際人権法で、特に①人種差別撤廃条約と②外国人の入国・在留・出国について研究をしている。あまりなじみのないテーマかもしれないが、現在及び将来の日本にとって重要なテーマであると考えている。
代表的な著書・論文名
  • 人種差別撤廃条約と日本(単著・日本評論社)
  • 自由の共有と公共政策(共編著・大阪大学出版会)
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吉川 敏子
YOSHIKAWA Toshiko

教授・博士(文学)

専門分野 日本古代史
研究テーマ・領域 日本古代の文献史学を専門とし、律令貴族の政争史や、制度史、氏族の系譜史料を研究してきた。近年は、近畿の古代牧の研究に取り組んでいる。
代表的な著書・論文名
  • 律令貴族成立史の研究(塙書房)
  • 氏と家の古代史(塙書房)
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大河内 智之
OKOCHI Tomoyuki

准教授・博士(文学)

専門分野 日本美術史・日本彫刻史、文化財防犯
研究テーマ・領域 仏像や神像の美術史的な分析や伝来の検討から、伝わって来た地域の新たな歴史を見いだし、文化財の維持継承へとつなげる研究を行っている。同様の手法で高野山や熊野三山の聖地形成と展開についても研究している。
代表的な著書・論文名
  • 仏像と神像へのまなざし-守り伝える人々のいとなみ-(和歌山県立博物館)
  • 仏像の移動とその実態
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杉山 智昭
SUGIYAMA Tomoaki

准教授・博士(文化財)

専門分野 保存科学、博物館学
研究テーマ・領域 文化財を永く守り伝えていくための方策を自然科学的な視点から研究している。あわせて、非破壊分析による文化財の制作技法、産地、年代の解明や、博物館での業務経験から保存·収蔵環境の最適化についても関心を寄せている。
代表的な著書・論文名
  • 文化財調査におけるX線CTの活用(共著、北海道開拓記念館)
  • 新規導入展示ケースにおけるアルデヒド類の放散について
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Eric MARTIN
マーティン エリック

講師

専門分野 英語教育、応用言語学
研究テーマ・領域 第二言語モチベーション 第二言語自己効力
第二言語ボキャブラリー習得 第二言語リスニング能力開発
代表的な著書・論文名
  • The validation of an L2 English listening self-efficacy instrument using Rasch analysis
  • Reactions to a functional-notional syllabus teaching communication strategies and formulaic expressions.
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