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2026.02.19
【文化財学科 トピックス】仏像調査と成果報告会を行いました(明日香村・小山集会所にて)
文化財についてさまざまな分野から総合的に教育と研究を行っている文化財学科では、教員がそれぞれの専門性を活かし、地域における文化財調査にも積極的に関わっています。
美術史担当の大河内智之教授(日本美術史・日本彫刻史、文化財防犯)は、明日香村小山自治会からの依頼を受けて、昨年8月7日に小山集会所に伝わる仏像や仏画を、本学大学院生と学部生とともに調査を行いました。その後の検討を踏まえ、本年2月15日に地区の方々やご関心のある方々にお集まりいただき「小山集会所の文化財と地域史-地域の仏像を守る、次世代へ-」と題した講演会を行いました(小山自治会・あすか☆こやま座共同開催)。

講演会では小山集会所に伝わる十一面観音菩薩立像が平安時代、10世紀にさかのぼるたいへん古い仏像であることや、江戸時代後期に描かれた仏涅槃図の銘文情報から集会所は元は観音寺という寺であったことなど、新たに見え始めた地域の歴史を参加されたみなさんと共有しました。あわせて文化財を取り巻く現状についても話を進め、防犯体制の構築とともに、みんなで守ることの大切さについてもお伝えしました。
人口減少が進む現代社会において、地域の文化財は所蔵者だけで守ることが困難になってきています。地域社会総がかりで文化財を未来へ継承していく上で、各地でその中心的役割を担う人々を、本学文化財学科から送り出していきたいと思います。
【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】
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