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【文化財学科 トピックス】今年も学生たちとお堂の調査をしました

文化財学科・魚島純一教授(保存科学)のゼミでは、3・4年生や大学院生を中心に、今年も兵庫県新温泉町のお堂で格天井板絵の調査をおこないました。

今年の調査には、昨年のオープンキャンパスでの体験講義を聴いたり、文化財学科教員共著の『文化財学入門』を読んだりして調査に興味を持った1年生が5人も参加してくれました。そのほかに通信教育部の学生さんの参加もあり、実に多様です。

調査の方は、8年前から続いている184枚すべての板絵の毎年の状態の記録写真のほかに、今年はポータブルの蛍光X線分析装置を使って板絵に用いられた絵具の材質調査もおこないました。

3日目には、はじめて参加の1年生だけでも撮影作業を任せられるほどに成長した姿が見られようになりました。
また、調査中、とある全国紙の地域担当の記者の方が聞きつけて取材に来てくださいましたが、お話を聞くとその方も奈良大学文化財学科の卒業生だとか。
奈良大学文化財学科は多様な形で文化財に関わる人たちが多くいるところだと実感しています。

【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】

文化財学科ページでは、その他の学科ニュースも紹介しています。
ぜひ見てください。

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