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2026.01.22
奈良大学附属高校でトルコ軍艦「エルトゥールル号」をテーマとして特別授業を実施 / 新聞各紙でも紹介されました
1月21日(水)に、奈良大学附属高等学校2年生特進コースの生徒を対象に、特別授業を実施しました。
テーマは「オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号:遭難から発掘・保存へ、 現在も続くトルコと日本の友好関係」で、「エルトゥールル号」の遭難事故から現代まで続く両国の友好関係や文化財学科が遺物保存に技術協力していることなどを知ってもらい、その最先端の保存技術を実際に感じてもらうことを目的としています。
なお、奈良大学では、文化財保存科学の技術を活用し、今津節生学長(文化財科学、保存科学)や比佐陽一郎教授(保存科学、考古学)らにより「エルトゥールル号」の水中遺物33点を保存処理中です。
授業の講師は、トルコの海洋考古学者トゥファン・トゥランル博士で、「エルトゥールル号」の遭難と地元住民の救助活動、その恩義からイラン・イラク戦争時にトルコ政府が航空機を手配してイランに在住していた日本人を帰国させたこと、遭難事故をきっかけに現代に続くトルコと日本の友好関係、共同事業、発掘調査についてお話しいただきました。
トゥファン博士の授業は英語で進められましたが、授業中に熱心にメモを取ったり質問をする生徒も見受けられるなど、生徒の皆さんの考古学や英語に対する関心の高さを実感できました。また、授業後には報道機関各社による、トゥファン博士や受講生への取材も行われました。
当日の様子が新聞各紙で紹介されました
詳細は下記リンクからご覧ください。
記事のURL(外部サイト)
産経新聞(1/21):https://www.sankei.com/article/20260121-FSBGT6RW3VOZZC7WWIA4AC56LA/
朝日新聞(1/22):https://www.asahi.com/articles/ASV1P424CV1PPOMB007M.html
奈良新聞(1/22):https://www.nara-np.co.jp/news/20260122202806.html
毎日新聞(1/23):https://mainichi.jp/articles/20260123/ddl/k29/040/166000c
文化財学科ページでは、その他の学科ニュースも紹介しています。
ぜひ見てください。
【エルトゥールル号遭難事件】
「エルトゥールル号」はオスマン帝国の軍艦で、トルコ使節団を乗せて来日後、母国へ帰還する途中、明治23(1890)年に和歌山県の樫野崎灯台付近で台風による強風と高波の影響で座礁、沈没しました。この遭難事故で約600名の乗組員が亡くなっています。その一方で、地元住民による遭難者の埋葬、生存者69名の救助が、トルコと日本の友好の原点となりました。
