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文化財学科のトピックス
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豊島直博教授の授業でVRを体験しました。

 12月19日(火)にNHK奈良放送局のカメラマン北谷康治氏をお迎えし、豊島ゼミの3年生と4年生が考古学を研究するためにVR(仮想現実)の技術を使うという試みに挑戦しました。

  授業では、北谷カメラマンが撮影した奈良市の富雄丸山古墳で発見された「蛇行剣」や、長谷寺の回廊や舞台、ご本尊等の映像をゴーグルを通してみました。実際に富雄丸山古墳で発掘に携わった学生もおり、実際にその場に立っているかのような臨場感に驚いていました。

 またVRでは足元から空まで360度を見ることができるため、特に長谷寺の舞台から周りの風景を見ていた学生からは、あまりのリアルさに「落ちそうで怖い!」といった感想も聞かれました。

  その後の意見交換会では、「将来文化財専門職として活躍するにあたって、VRをどのように活用するか」をテーマに話し合い、発掘後に埋め戻される前の現場の状況を映像で保存することや、遠くて行けない展覧会などをオンラインで体験できるなどの意見が上がりました。

  当日の様子はNHK奈良放送局のニュース「ならナビ」で放映されました。
下記「NEWS WEB」からも確認いただけます。(外部リンク)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20231219/2050015155.html

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