文化財学科のトピックス
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後期の美術史実習が始まりました
3回生配当科目の美術史実習では、奈良という地の利を生かした現地見学実習が行われますが、学内で掛け軸や仏像の実物を取り扱う実習もあります。
令和館の入り口に展示されている四天王像は飾り物にあらず。
奈良大学が額安寺(かくあんじ)よりゆずりうけた木造四天王像ですが、実は部材に「行基大菩薩御作菅原寺」と記された墨書銘文などがあり、菅原寺、すなわち喜光寺で尊崇されてきたという伝承が裏付けられています。
実習では、大河内智之先生が墨書のある部材をはずして見せてくださいました。
みんな興味津々で身を乗り出して見ています。

【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】
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