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文化財学科のトピックス
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西大寺と秋篠寺の周辺を歩きました

 考古学概論Ⅱと史料学概論Ⅱの合同学外授業で西大寺から秋篠にかけての地域を巡見しました。西大寺や秋篠寺が伝えてきた中世の絵図には、この地域のかつての土地利用の状況や、今に遺る史跡の情報が記録されています。巡見では、先生方からそれらについての説明を受けながら歩きました。土地の起伏を利用した灌漑用の溜池やその痕跡、鎌倉時代に西大寺を復興した叡尊を供養する五輪塔、称徳天皇の山陵として有力視される高塚町の鷹塚山、秋篠寺境内の東塔の礎石や古代以来守られてきた香水井(井戸)などを見学しました。自分たちの目と足で確認しながら歩くことで、大学の近くの歴史をしっかりと感じ取ることができましたね。

【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】 

鷹塚山からは聖武天皇(称徳天皇の父)縁の東大寺大仏殿(矢印)も見えます
大きくて写真で見るより大迫力の叡尊の五輪塔
本学の展望ラウンジから歩いた地域をおさらいしました

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