TOP

国文学科のトピックス
TOPICS

国文学科体験講義「阿波人形浄瑠璃の講義と実演」を開催しました。

221219_01.jpg

 国文学科では毎年、体験講義として、さまざま文化に触れる講義を企画しています。本年度は12月13日(火)に行いました。人形浄瑠璃は、太夫の語り、三味線、人形を操る三人の遣い手が息を合わせることで、登場人物の心情が細やかに表現されます。

 体験講義では、まず、徳島県立阿波十郎兵衛屋敷の佐藤憲治館長より、人形浄瑠璃の特色、人形の動かし方の説明や、徳島に多くある農村舞台の説明などのご説明をいただきました。文化を仕事にすることは、〈人と人とをつなぐこと〉という佐藤館長のお言葉は印象的でした。続いて、竹本友和嘉太夫(重要無形文化財「義太夫節」総合認定保持者)による義太夫節と三味線の実演が行われました。浄瑠璃の「床本(ゆかほん)」(台本)の字のように、丸い声を出さなければいけないなど、浄瑠璃の「音遣い」(声の出し方や節回しの技法)を直接体験することができました。

221219_02.jpg221219_03.jpg

アーカイブ
ARCHIVE

関連記事
RELATED ARTICLES