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国文学科のトピックス
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11月26日に、井上博道記念館にて、鈴木ゼミが企画展示にあわせた万葉集のイベントを行いました。

231129_01.jpg 2023年11月26日(日)に、井上博道記念館にて国文学科鈴木ゼミによる万葉集のイベントを行いました。

 井上博道記念館は、写真家・井上博道氏(1931-2012)が遺した写真作品を展示し、奈良の魅力を多くの人々に伝えるために2022年6月28日に開館した記念館です。建物は、博道氏が最晩年の10年間を暮らした住宅を写真美術館に改装したものです。

 第7回企画展「奈良万葉―井上博道が表現した万葉歌の世界―」(令和5年11月16日~令和6年2月24日)を奈良大学国文学科(鈴木ゼミ)が展示協力として携わりました。井上博道氏は奈良の写真を多く残しました。鈴木ゼミの学生は、それらの写真とそれにあう万葉歌を選定し、口語訳や解説をつくりました。写真芸術と文学の融合を試みた企画展示となっています。

 今回は、その関連イベントとして、9人の学生(2年~4年)の担当した万葉歌の発表と、鈴木先生の「あをによし奈良の都は―万葉集の「奈良」をよむ―」と題した講演を行いました。2年生は、読み原稿を作り、一生懸命説明し、3、4年生は緩急をつけ、時にアドリブをいれながら発表を行いました。人前で話すことの緊張感を体験し、また他者に伝えることの難しさを学び、学生は貴重な経験を得ることができました。写真展示の前で、発表するという初めての試みでしたが、来場者からも高評を得ることができ、とても良いイベントとなりました。

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