TOP

国文学科のトピックス
TOPICS

国文学科体験講義「阿波人形浄瑠璃の講義と実演」を開催しました。

129日、国文学科体験講義「阿波人形浄瑠璃の講義と実演」を開催しました。

体験講義では、まず、徳島県立阿波十郎兵衛屋敷の佐藤憲治館長より、人形浄瑠璃の特色、徳島に多くある農村舞台の説明、人形浄瑠璃をはぐくんだ徳島の風土のご説明をいただきました。

続いて、竹本友和嘉太夫(重要無形文化財「義太夫節」総合認定保持者)による三味線と義太夫節の実演が行われました。鈴の音や合戦の音を三味線で奏でられ、それぞれの音色の違いを体感しました。また、義太夫節では、座り方、声の出し方や節回しの技法の説明・実演のあと、「傾城阿波の鳴門」の一節を会場の参加者とともに声に出して語りました。

そして、最後は、人形座のみなさんから、人形の動かし方の説明を受けたあと、学生さんが実際に人形を操って動かす、人形遣いの体験も行いました。

人形浄瑠璃は、太夫の語り、三味線、人形を操る三人の遣い手が息を合わせることで、登場人物の心情が細やかに表現されます。今回の体験講義では、阿波人形浄瑠璃のおもしろさを、存分に味わうことができました。zyoruri01.JPGzyoururi02.JPGzyoururi03.JPG

アーカイブ
ARCHIVE

関連記事
RELATED ARTICLES