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地理学科のトピックス
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大巡検の実施報告(古関ゼミ):熊本県熊本市およびその周辺で実施しました。

古関ゼミでは、10月7日(月)~11日(金)の日程で、熊本県熊本市およびその周辺で、農業・農村に関する現地調査を実施しました。ゼミ生5名と陝西師範大学地理学科から交換留学生として来日した許陽洋さんが参加しました。

1日目(10月7日)午後に熊本城の前で集合し、2016年4月の地震で被害を受けた熊本城を見学しました。地震から8年が経ちましたが、まだ地震の爪痕が残る様子を見たり、熊本城の歴史について学んだりしました。

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2日目(10月8日)以降は、学生個々での調査を行いました。「熊本県の観光農園におけるスマート農業の現状と可能性」、「熊本県における畜産業」、「阿蘇の草原の多面的機能」、「熊本県八代市におけるトマトの栽培管理と病虫害対策」といったテーマで調査しました。
夜のミーティングでは、その日の調査の収穫と翌日のスケジュールについて報告してもらいました。

交換留学生の許さんは、学生の調査に同行し、日本での野外調査を体験しました。また、熊本県山都町にある国宝の通潤橋を訪れ、周辺に広がる棚田を見学しました。170年前に作られた農業用水を送るための通潤橋の放水を見て、大変驚いていました。雲南省出身の許さんにとって棚田は見慣れた景色ですが、ここに見られる棚田と棚田を潤す農業用水の取水の仕方に興味を持ち、すぐに雲南の棚田との違いについて解説してくれました。

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今回の大巡検で、調査が順調だった学生も、そうでない学生もいました。今回の経験によって悪かった点を改善し、卒論作成の調査に活かしてもらえればと思います。

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