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地理学科のトピックス
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赤目四十八滝にフィールドワークに出かけました(木村ゼミ)


 6月1日(土)、木村ゼミでは三重県名張市の赤目四十八滝に日帰り巡検に出かけました。日帰り巡検は地理学科の重要な学びの一つです。この日は、「赤目四十八滝の歴史文化と自然環境」がテーマで、2年生から4年生までが参加しました。

 現地では赤目四十八滝渓谷保勝会エコツアーデスクの世良さんの案内で、赤目自然歴史資料館で地質や歴史を、天台宗延寿院で役小角(役行者)の修行について、赤目滝水族館では1mを超えるオオサンショウウオなどを学びながら進みました。

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赤目の渓谷で見られるシダやコケ、カエルなど動植物について、その場その場でガイドの世良さんから説明を受けながら、不動滝、千手滝、布曳滝とハイキングコースを登っていき、帰りのバスの時間の都合で竜ヶ壺のところで折り返し戻りました。

 前日までの雨のために滝川(淀川の支流)の水量が多く、見応えのある滝とともに、室生火砕流により形成された地質や、役小角や空海がこの地で修行したという伝説、渓谷の動植物、奈良の市街地よりも涼しい渓谷の気候などを現地で実感できました。

 そして、めいめいが有名なまんじゅうを頬張ったり、アイスクリームを食べたりしながら、年間約10万人が訪れるレクリエーション地としての一面を体験しつつ学びました。

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