TOP

トピックス
TOPICS

【文化財学科 トピックス】重要文化財の仏像の調査に学生も参加!

 奈良市高畑町所在の名刹 不空院にておいて、大河内智之准教授(日本美術史・日本彫刻史、文化財防犯)が不空羂索観音菩薩坐像の調査を実施しました。不空院のご本尊であるこのお像は鎌倉時代の作で、重要文化財に指定されています。
 この調査に、文化財学科の大学院生の他、1~4年生の学部生も参加しました。また、奈良国立博物館などの学芸員の方や、京都国立博物館・福井県大野市・福井県立美術館で学芸員として活躍している卒業生3人も応援に来てくださいました。
 本日の目的は、仏像の写真撮影と構造の観察です。実際に仏像の移動や撮影機材の操作をするのは学芸員の方や大学院生たちで、学部生はその他の仏具の移動などのお手伝いでしたが、みんなとっても楽しそう。そして、仏像の撮影・観察が始まると、みな身を乗り出して、調査の様子を見ていました。テキパキと仏像を運び、計測し、観察し、意見を交わしている大学院生や卒業生の頼もしい姿を見た学部生たちからは、自分もこんな風になりたいという声がちらほらと聞こえてきました。追いかけたくなる先輩の姿を間近に見られるのが、奈良大学文化財学科ならではの学びの環境です。

【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】

文化財学科ページでは、その他の学科ニュースも紹介しています。
ぜひ見てください。

アーカイブ
ARCHIVE

関連記事
RELATED ARTICLES