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2025.07.02
【国文学科 トピックス】国文学科の学生が企画した図書館パネル展示「ジブリから見る多様な価値観 ~大学生の考えるジェンダー論~」開催中!
国文学科の光石亜由美教授(日本近現代文学)のゼミで学んでいる学生たちが、ジェンダーと文学について広く知ってもらえるようにと、授業の一環で図書館展示を企画しました。
【開催期間】2025年7月3日(木)~8月30日(土)
【展示場所】奈良大学図書館 仁王像前フロア
■展示タイトル■
「ジブリから見る多様な価値観 ~大学生の考えるジェンダー論~」
■本展示の目的(学生による展示挨拶より抜粋)■
今回私たちは、ゼミのテーマである「ジェンダー論」についての展示を行います。できる限り多くの人にこのテーマに興味を持ってもらおうと私たちが選んだ方法が「ジブリを用いた比較検討」でした。
なぜジェンダーでジブリなのか?と思われる方もいらっしゃることと思います。日頃から多くの日本人が慣れ親しんでいるジブリが、最近聞くようになったジェンダーとどういった関係があるのか?と。しかしながら、ジェンダー論というものは触れれば触れるほどに、これが意外と身の回りに溢れていることに気が付くものであるのです。ジブリ作品といえば、宮崎駿監督が生み出す多くのキャラクターたちが、その独特の世界で様々な冒険を繰り広げていますね。その過程で、作品ごとのその世界その時代に、彼らキャラクターたちが織りなす多様な人間関係、多様な役目、多様な立ち回りというのが、これまた「ジェンダー論」というテーマを扱う上で非常にぴったりな構成となっているのです。
今回この展示を行うにあたって、齢20〜21の私たちの企画制作は当然ながら一筋縄で行くものではありませんでした。ジェンダー論を扱うにあたって何を題材にするのか、期間はいつからいつまでか、誰がどんな役目を持ってはたらくのか。なかなか擦り合わない意見、決まらないポスター、埋まらない企画案。そんな私たちは一体どのような展示に漕ぎつけたのか、そのありようまで展示の一部として楽しんでいただければと思います。
■主な作品■
「千と千尋の神隠し」
「コクリコ坂から」
「崖の上のポニョ」
「ハウルの動く城」
「猫の恩返し」
「紅の豚」
「もののけ姫」
「君たちはどう生きるか」
※作品を研究・展示に使用することはスタジオジブリへ報告済。
10代20代はもちろん、全ての世代に馴染みのある作品もあります。ぜひ学生たちの考えに触れてみてください。