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【文化財学科 トピックス】橿原考古学研究所で保存科学の最前線を体験(卒業生スタッフからご説明いただきました)

3年生の「保存科学実習」は、文化財の保存について実際の作業を体験しながら学ぶ授業です。その一環として、実際に保存科学的な業務を行っている施設の見学を行いました。

今回訪問したのは、「奈良県立橿原考古学研究所」です。当研究所は、奈良県内で実施される発掘調査および出土品の研究を担っており、その一環として保存科学も業務に位置付けられています。なお、本学の今津節生学長(専門:文化財科学・保存科学)も過去に在籍しており、国宝に指定された藤ノ木古墳出土資料の保存処理を担当した経歴があります。

2025年4月には、保存科学センターとして組織の充実が図られ、現在では全国トップクラスの設備と体制を誇る施設となっています。今回は、そのセンターのスタッフであり、本学文化財学科卒業生(保存科学専攻)の中尾真梨子さんのご案内のもと、施設を見学させていただきました。ガイダンスの後には実際の保存科学の現場を見学し、授業で学んだ知識がどのように現場で活かされているかを詳しく説明していただきました。また、最新鋭の設備を間近で見ることができ、学生にとっては非常に貴重な経験となりました。特に卒業生が現場で活躍されている姿を直接見ることができたことは、大きな刺激となり、将来の進路を考える上でも大きな目標となったことでしょう。

橿原考古学研究所の皆様、ありがとうございました。

 【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】

新組織の看板
施設見学の様子1
施設見学の様子2

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