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2026.04.20
【心理学科 トピックス】ゲートキーパーサークルagainで国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センターとのコラボ講義を実施しました
4/13(月)に、太田教授ゼミを主体としたゲートキーパーサークル Againで、国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センターの西中氏をお招きし講義を行っていただきました。
Againは、支援を"感情"から"科学"へ引き上げる試みです。心理学科太田教授の援助行動研究を基盤に、
奈良大学の学生が自殺予防の現場に踏み込み、理論と実践の断絶を乗り越えることを目指しています。
その実践は6年目を迎えたCoCoCaféに結実しており、奈良市の多くのシニアが継続的に来場し、笑顔と活力を得ています。
同時に学生も、他者を支える経験を通して社会的効力感を高める「ヘルパーセラピー効果」を実感しています。
さらに毎年の学祭シンポジウムでは、実践データに基づくエビデンスベースの発表を行い、
内外の研究者・実践家との協働によって科学性を担保しています。
このようにAgainは、「人はなぜ支えられ、なぜ支えを拒むのか」という社会心理学の核心に、理論と実践の両面から迫る取り組みです。
その問いを現場の最前線で検証するために、今回、国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センターとの対話と協働が実現しました。
今回の連携の端緒には、個人的な学びと実践の接続があります。
国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センターの西中氏は、神戸大学心理学科在籍時に、
太田仁教授の著作『たすけを求める心と行動』に触れ、援助が真に救いとなるための条件について深い示唆を得ました。
その経験が現在の実践の指針となり、「理論と現場をつなぎ直したい」という思いが今回の連携へと結実しました。
本コラボレーションは、個人の内面的な共鳴から始まり、援助行動の科学と自殺予防の実践とを架橋する試みとして位置づけられます。

活動概要説明(西中さん)
現場で人の声を受け止め続けてきた実践の重み。その言葉一つひとつが、教科書では届かない現実を私たちに突きつける。

Againメンバーの質問場面
相談にまでたどり着けない若者たちの心「なぜ人は助けを求められないのか」----援助要請行動の核心に、学生たちが自ら問いを投げかけます。

太田教授と学生の対話(接点と限界)
理論と実践はどこまで交わり、どこで交われないのか。その境界を直視することが、次の支援を生むことを学生たちの日常生活を例にとって談笑する太田先生と学生たち

