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【史学科 トピックス】2025年度第1回バスツアー(恭仁宮跡・紫香楽宮跡・近江国庁跡・建部大社・石山寺)が無事終了しました。

奈良大学文学部史学科では10月19日(日)に、2025年度第1回バスツアーで恭仁宮跡・紫香楽宮跡・近江国庁跡・建部大社・石山寺を見学しました。明け方の雨もなんとか止んで、古代の遺跡を中心に、無事秋の遠足を楽しむことができました。

秋桜の美しい恭仁宮では、藤原宮から平城宮を経て二度移築を経て恭仁に建てられ、最後は山背国分寺金堂となる大極殿の基壇に立ち、礎石がよく残る国分寺塔跡を見た後、くにのみや学習館を訪ねて、文字瓦などの遺物を見ました。

次に宇治田原を経由して紫香楽宮に向かい、信楽のたぬきを横目に盆地北端の宮町遺跡を訪ねました。宮町遺跡展示室で、甲賀市教育委員会の渡部圭一郎さんから説明を受け、発掘成果に基づく紫香楽宮跡復元についてのDVDを視聴しました。偶然ですが、宮町遺跡の木簡の実物も見せていただき感激しました。その後、紫香楽宮跡の故地である宮町遺跡で往時を偲んだ後、当初紫香楽宮跡と思われていた甲賀寺跡を訪ねて見学し、ここで昼食を取りました。

午後はまず、中世に近江一宮として栄えた建部大社を参拝し、その東に展開する近江国庁跡で、復元された基壇を見ながら、広大な遺跡を回りました。建部大社では、宮司さんから神社についての説明も受けました。

最後に瀬田川対岸の石山寺を訪ね、まず整備の終わった多宝塔の脇を通って山上の豊浄殿まで登り、「石山寺と紫式部展」を参観したあと、本堂を参拝しました。その後京奈和道を一路奈良に向かい、無事全行程を終えました。

参加してくださったみなさま、お疲れさまでした。

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