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地理学科のトピックス
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木村ゼミ大巡検2026:北海道の釧路・根室・知床(2026.6.15~20)

2026年度の木村ゼミの大巡検は、北海道の道東です。2026年6月15日(月)から6月20日(土)まで5泊6日で、レンタカーの走行距離は1085kmにおよびました。

(6日目)阿寒丹頂の里→釧路空港(解散)(レンタカー返却まで37km)

ついに最終日です。8:15に集合し、釧路空港へ。ここで解散です。

今回、ヒグマには会うことができませんでしたが、シャチ、ナガスクジラ、オジロワシ、エゾシカ、牛、馬、サクラマス、オショロコマなど、奈良では見かけない動物を見ることができました。また、エゾシカ、いくら、サクラマス、黒ハモといった道東の食材も味わうことができました。朝6:30集合の日があったり、全行程で1000km以上の移動があったり、知床五湖トレッキングに参加したり、知床半島の羅臼側とウトロ側のクルーズに参加したりと、なかなかハードな大巡検でした。

このあと、週明けのゼミで総括を行い、夏休み終了後には各自の研究テーマに沿って10,000文字程度の「進級論文」を提出することになります。

(5日目)川湯温泉→硫黄山→摩周湖展望台(表第3、表第1、裏)→神の子池→弟子屈ラーメン総本店→阿寒湖→道の駅「阿寒丹頂の里」(204km)

朝8:00に集合のため、ゆっくり寝られました。川湯温泉近くの硫黄山では硫黄の匂いがたちこめる噴気孔のすぐそばまで行き、火山について学びました。

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次に、摩周湖です。表第3展望台に到着時は霧で湖面が見えませんでしたが、少しずつ晴れていきました。表第1展望台、裏摩周展望台では湖の全貌を見ることができました。深く透明な湖水によって見られる摩周湖ブルーを堪能できました。

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裏摩周展望台のすぐ近くの神の子池は、大量に湧き出す透明な水のため、5mの深さがあるとは思えません。

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昼食の弟子屈ラーメン総本店は、すごく混んでいて、20分ほど待ちました。「本店」ではなく「総本店」という名称に惹かれます。なお、近畿では阪神甲子園の近くに支店があるようです。

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弟子屈中心部の地元(帯広が本店)スーパー福原で明日の朝食等を購入したあと、阿寒湖へ。阿寒アイヌコタンの歴史と現在の状況を学びました。また、土産物屋では阿寒湖の「まりも」が売られていました。

そして、道の駅「阿寒丹頂の里」へ。宿泊施設、RVパーク、ロッジなどさまざまな宿泊形態が選べます。夕食も道の駅で食べられ、とても便利です。

(4日目)斜里→知床五湖トレッキング→昼食→ウトロクルーズ→川湯温泉(159km)

今日も快晴で、ウトロの最高気温は28.3℃まで上がりました。朝7:00に集合し、知床のトレッキングです。エゾシカの子供が近くまで寄ってきたり、クマの食事跡をみたりできました。

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昼食を道の駅で食べたあと、ウトロからクルーズに乗りました。熊は見られませんでしたが、オジロワシや多くの滝を見ることができました。

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そして川湯温泉へ。とても酸性度が強い温泉です。夕食は温泉街の寿司屋へ。さまざまな行政指導で、メニューが制限されているそうです。

(3日目)斜里→羅臼(生物観察)→知床峠→オシンコシンの滝→天に続く道→斜里でスーパーマーケット調査→以久加の海岸→斜里(177km)

3日目は快晴に恵まれました。6:30に集合し、まずは羅臼で海の野生動物観察を通して、漁業文化を学びました。今回は多くのシャチを見ることができました。

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次に、「道の駅知床・らうす」で昼食です。羅臼でしか食べることのできない「黒ハモ丼」はすごく脂がのっていて、おいしかったです。

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そして、知床峠へ。年々、雪渓が縮小しているように感じるのは、気のせいでしょうか?その近くで、雪渓の雪を触ってみました。

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オシンコシンの滝、天に続く道、以久加の海岸では、知床北岸の地形について学びました。

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斜里のスーパーマーケットでも調査を行いました。メロンの安さ、ラム肉コーナーの大きさ、べこ餅、甘納豆の赤飯など、奈良とは違うさまざまな商品を見つけることができました。(店内での写真撮影は不可でした。)

夕食は斜里駅前の食堂で豚丼を食べました。とてもおいしかったのですが、壁に掛かっていた「Clementoniの世界地図(1630年)」のジグゾーパズル完成版に興味津々なのは、さすがに地理学科の学生です。

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(2日目)根室→納沙布岬→別海→野付半島→開陽台→斜里(289km)

2日目は、朝9時に根室を出て、まず納沙布岬に行きました。道中にも車内で、周氷河地形の説明や、偏形樹の説明があり、多くの風力発電施設を見ることができました。納沙布岬では、北方領土の資料館を見学しました。岬からは、歯舞群島の灯台がはっきりと見え、海峡を貝殻島付近の昆布漁から戻る船を多数見ることができました。また、岬の近くでは収穫された昆布を干す光景も見られました。

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次に、別海で昼食。今回はエゾシカのハンバーガーです。ジビエではなく、養殖されたエゾシカの肉が使われているそうです。

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そして、野付半島へ。実際に行ってみると非常に大きな分岐砂嘴です。灯台やネイチャーセンターを見学し、少し時間を取って散策しました。灯台の近くでは谷地坊主を発見したり、タンチョウヅル、キタキツネ、エゾシカなどの動物を見ることもできました。

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今日は海岸沿いは霧に覆われる一日でしたが、少し内陸に入ると良い天気だったため、急遽予定を変更して開陽台を訪問しました。高台から周囲の山々がよく見え、約140kmにわたる阿寒摩周知床火山列の多くの山を見ることができました。

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今日から2泊は斜里で宿泊です。夕食は今が旬のサクラマスを味わいました。

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今日は、朝から夕方まで学ぶ事項がとても多岐にわたりました。開陽台の澄んだ空気と目前に広がる360度の光景に感動しました。

(1日目)釧路→厚岸→根室(227km)

初日は10時に釧路駅前で現地集合し、教員の運転するレンタカーで移動開始です。道中も、エゾシカ、大楽毛の製紙工場、釧路の海霧などについて学んでいきます。さて、まず釧路湿原の細岡展望台に行き、高台から湿原を見ながら、湿原の成因などについて学びました。

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その後、厚岸駅前でラーメンを食べた後、厚岸漁業組合の直営店に行きました。厚岸の特産品、生牡蛎を殻つきのまま蒸し牡蛎にして味見です。醤油なしでもおいしかったです。

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そして、霧多布岬へ。あいにくの濃霧で、遊歩道は閉鎖されていて、ラッコを見ることはできませんでした。

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根室到着です。日本最東端の日本酒の酒蔵「碓氷勝三郎商店」と鮭・いくらの専門店「藤井水産」を見に行きましたが、どちらも直売場はありませんでした。日本最東端のイオンで品揃えの違いについて学んだ後、夕食です。現地食材を使った「オオカミウオのタレ焼き定食」は魚の見かけと大きく違い、淡泊でおいしかったです。

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6月15日の奈良の最低/最高気温は18.4℃/26.7℃だったのに対して、根室は10.6℃/18.8℃と肌寒いぐらいです。今日はずっと霧だったので、からっとした感じはありませんでしたが、梅雨の奈良と違って過ごしやすいです。このように、日本の気候の違いを体感してもらうことも、この巡検の目的の一つとなっています。

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