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文化財学科のトピックス
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『月刊大和路 ならら』2026年9月号

 『月刊大和路ならら』9月号は、保存科学担当の比佐陽一郎教授による「斑鳩町舟塚古墳出土資料の保存処理」を掲載しています。
 発掘調査で出土する遺物の中には、土器や瓦のほか、金属製品や木製品も出土します。これらを放置すると、発掘後に変形や腐食が進み、バラバラになってしまいます。これらの遺物を科学的な方法で分析や処理することによって、出土品を未来へと保存していく研究が保存科学です。
 文化財学科では、授業の他に、課外活動として保存処理の実践もしています。現在は、豊島直博教授らが斑鳩町で発掘調査した古墳から出土した馬具や鉄刀などの保存処理を実施しています。出土当時は鉄錆に覆われて、本来の姿もわからない状態でしたが、X線撮影をすることによって本来の姿が判明し、その情報に基づき、余分な土や錆を除去し、製品を強化していきます。
 このように、本物の出土品を直接分析・保存処理する経験を通して、専門的な知識や技術を、奈良大学では身につけていきます。この内容については、『月刊大和路ならら』(https://narara.co.jp/)を手に取って、お楽しみください。
 なお、9月号は、世界遺産に新しく登録された「飛鳥・藤原の宮都」の特集号になっており、相原嘉之教授の寄稿も掲載しています。
  【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】

ならら9月号

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