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2026.07.03
『月刊大和路 ならら』2026年7月号
『月刊大和路ならら』7月号は、考古学担当の小林青樹教授による「越境の外交官-穂積押山の軌跡-」を掲載しています。
6世紀前半、日本列島と韓半島は激動の時代でした。このような時代に倭と百済・伽耶を往来し、外交交渉の最前線で活躍したのが穂積押山でした。この古代豪族の穂積氏の拠点が天理市前栽付近にあった可能性が近年浮上しています。この地には小路遺跡や星塚古墳など、韓半島の文化を色濃く表す伽耶系の銀装大刀や韓半島系の土器、さらに東アジア最古級の笛などが出土しています。これらは直接、穂積氏の遺跡・古墳と断定できるものではありませんが、この地には、外交官とその一族の記憶が眠っているともいえます。
このように、遺跡・遺物から、古代豪族・穂積氏に思いを馳せるのもよいかもしれません。ぜひ『月刊大和路ならら』(https://narara.co.jp/)を手に取って、お楽しみください。
【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】

