第29回　奈良大学国語教育研究会を開催しました

　８月3日（土）、第２9回奈良大学国語教育研究会が開催されました。奈良大学国語教育研究会とは、国文学科を卒業された卒業生の方が中心となって立ち上げた研究会です。毎年夏に奈良大学に集まって、講演会、教育実践報告、ワークショップなどを行っています。

まず、国文学科・　穴井潤先生の記念講演「〈境界〉としての泉川」では、古典の舞台となった泉川（今の木津川）についてのご講演がありました。

　次に、卒業生の岡野周平さん（守口市立樟風中学校）より、教育実践報告　「不登校対策事業の取り組み」　のご報告がありました。勤務校での取り組みとその成果をご報告いただきました。

　例年なら、最後にワークショップを行うのですが、今年度は今年2月にご逝去された浅田隆名誉教授を偲ぶ会を行いました。浅田隆先生は、この奈良大学国語教育研究会を、情熱をもって引っ張ってきてくださった先生です。参加者それぞれが先生の思い出、近況報告を語りました。

　来年度は記念すべき第30回です。事務局も池田新事務局長のもと新体制となりました。奈良大学国語教育研究会は、次のステージに向かって、始動します。