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10/14(水)公開シンポジウム「奈良大学卒業生が語る 『飛鳥・藤原』 世界遺産への道程」を開催しました

 2026年7月に「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産として登録されたことを記念し、10月14日(水)、本学にて公開シンポジウム「奈良大学卒業生が語る 『飛鳥・藤原』 世界遺産への道程」を開催いたしました。

 本学はこれまでに800名以上の文化財専門職員を輩出しており、「飛鳥・藤原の宮都」が立地する自治体でも多くの卒業生が活躍しています。
 本シンポジウムは、現地で登録実務や保存活用に携わった卒業生を迎えて実施したもので、平日の開催にもかかわらず学生や一般の方をあわせ700名余りの皆さまにご参加いただきました。

司会を務めた文化財学科4回生の永島早姫さん

 元橿原考古学研究所主任・総括研究員として奈良県内の文化財の保存修復に携わっていた今津節生学長の挨拶から始まり、続いて明日香村で長年にわたり飛鳥時代の遺跡発掘調査に従事し、明日香村教育委員会文化財課課長も務めた本学卒業生の相原嘉之文学部文化財学科教授が趣旨説明と「『飛鳥・藤原』の世界遺産的価値について」と題した講演を行い、今回の登録の意義についてわかりやすく解説しました。

 後半は、同じく本学卒業生であり元・文化庁主任文化財調査官の近江俊秀文学部文化財学科教授の司会のもと、橿原市世界遺産魅力向上推進課課長の横関明世氏、桜井市教育委員会文化財課課長の橋本輝彦氏、明日香村教育委員会文化財課課長の小池香津江氏の3名の卒業生によるパネル討論が行われました。
 司会・登壇者ともに本学の卒業生で、職務上のお付き合いがあったということもあり、活発ながらも和気藹々とした雰囲気のなかで議論を展開。地中に埋もれてイメージしにくい遺構を海外から訪れたユネスコ関係者に理解してもらうための実務上の苦労話などが明かされたほか、登録後の保存活用について「地域の関係者の理解を得ながら、世界遺産としての価値を保ちつつ、いかに後世に伝えていくかを考えていかなければならない」といった課題や展望が語られました。
 また、在学生に向けて奈良大学に進学したきっかけや本学で学んで良かった点について、先輩ならではの温かいメッセージも寄せられました。

 今回のシンポジウムは、第一線で活躍する本学出身者たちの姿とその軌跡を力強く伝える機会となりました。さらに全国各地の文化財保護・運用の現場では本学の卒業生が深く貢献していることを改めて示すとともに、文化財分野における本学の学びの強さを印象づける一日となりました。

 ご来場いただきました皆さまに、心より御礼申し上げます。

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