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心理学科のトピックス
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心理学科臨床心理学コース3年生;フィールドワークで 「神戸レインボーハウス」と「人と防災未来センター」を訪れました。

   本学科臨床心理学コースの3年生全員が、「神戸レインボーハウス」と「人と防災未来センター」を訪れました。

   「神戸レインボーハウス」は、阪神大震災で親を亡くした遺児への支援活動をしてきたところです。震災以降果たした役割をお聞きし、実際にこのハウスで支援を受けた姉妹の成長ドキュメント番組を視聴しました。皆その道のりの大変さを想像して、感想を共有しました。現在では、さまざまな理由で親を失った遺児支援活動をされていて、その実践についてもお聞きしました。

   施設内の目的別に作られたいくつものユニークな造りの部屋(ごっこ遊びの部屋、音楽の部屋、アートの部屋、火山の部屋等)を見学させていただきました。また、それらの部屋で遊ぶ体験をさせてもらい、遊びや友だちと過ごす時間の大切さを共有しました。

    「人と防災未来センター」では、震災時の甚大な被害の映像資料、避難生活で実際使われた品々、復興の歩み、さらに災害予防の科学的資料などを視聴しました。阪神淡路大震災を体験した地を訪れ、当時の状況にとどまらず、後々のこころのケアについても学んできました。

   また、自分自身が災害に遭遇したというシュミレーションを体験し、どのように身を守ったらよいかについて学習しました。さらに、阪神淡路大震災を体験した語り部によるお話を対面で直接聞かせていただき、学生たちからは、「災害の恐ろしさを自分事として捉えることができ、より防災の大切さを実感した」という感想が聞かれました。

    後期のゼミでは、振り返りの授業を行います。震災を知らない世代が、どんな学びをしたのか、各自話し合いたいと思います。

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