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2026.06.06
5月31日、実地見学踏査で石上神宮を散策!
5月31日、実地見学踏査(担当:鈴木喬先生)で石上神宮を散策しました。
石上神宮は、物部氏が拠点を置いた遺跡として知られる「布留遺跡」の東縁に位置し、
現存最古の拝殿をもちます。近代まで本殿を持たず、
拝殿の奥、「禁足地」の土中深くに神剣韴霊(フツノミタマ)を祀っていました。
「石上神宮」は、古事記・日本書紀にも出てくる古い神社であり、特別な神社として信仰され、現在に至ります。
・娘子(をとめ)らが 袖布留山の 瑞垣の
久しき時ゆ 思ひき我は(巻4・五〇一番歌)
(娘子らが袖を振るという布留山の古びた垣のように、ずっと久しくあなたを想っているのですよ、私は)
「瑞垣」とあるように、柿本人麻呂もその神聖性を感じていたようです。
なお、この歌碑は、その石材にも文化財的に価値があり、
石材は旧内山永久寺(石上神宮の神宮寺)の北門跡にあった敷石が用いられています。
内山永久寺は、鳥羽天皇が永久年間(1113~18)に創建された大寺院でしたが、
廃仏毀釈によって残っていません。
風薫る良き日に、古事記・万葉集の故地である石上神宮で、
神話や伝承、万葉歌を学び、その世界を体感することができました。





なお6月20日、21日に、古事記を研究する学会、古事記学会の全国大会が奈良大学にて開催されます。
奈良各地を歩き、体感しています。
