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【教員の研究活動】奈良大学文学部史学科の川本正知先生(西南アジア史、前教授)の科研費をもちいた研究活動(研究課題「ハラム文書に含まれるペルシア語文書の解読と研究」)を紹介します。

研究課題:ハラム文書に含まれるペルシア語文書の解読と研究

研究種目:基盤研究(B)研究代表者:川本正知

研究概要:1970年代にイェルサレムで13-14世紀に書かれた900点ほどの「ハラム文書」とよばれる文書群が発見された。その中の28点のペルシア語文書の研究はいまだ行われていない。また、14点のアラビア語文書は、28点のペルシア語文書とイラン北部の地名、文書形式、発行年代が共通し両者は一つの文書群をなす。当研究は、これら42点の文書を解読し、テキストを作成し、翻訳し、既知の文書や既刊の文書集と比較・対照し、その結果をもとに国内外の文書研究者と議論し、それらの文書の資料的価値を決定し、研究成果を解説を付した資料集として出版し、13-14世紀モンゴル支配時代イランの社会史研究の基礎的資料とする。  

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-21H00580/

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