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2024.10.24
【本の紹介】奈良大学文学部史学科監修のブックレット『史料から広がる世界』(ナカニシヤ書店)が刊行されました。
各書店にすでにならんでおります。一度お手にとってみてください。
アマゾンからも購入できます。
オープンキャンパスに来られた方にもお渡ししています。
長屋王の木簡から戦国武将の手紙、バクトリア語の碑文から日米交渉の秘密資料まで、国内外を問わず、一片の史料から広がる歴史学の魅力を紹介。
【目次】
はじめに――奈良大学文学部史学科教員からの贈り物 (木下光生)
第1部 奈良から世界へ
第1章 木簡学の地平――孤高の木簡群、長屋王家の伝票木簡とその機能 (渡辺晃宏)
第2章 「漢」字の話 (山崎 岳)
第3章 モンゴル帝国の定住民支配 (川本正知)
第4章 トハーリスターンの歴史とバクトリア語資料 (宮本亮一)
第5章 浴場の湯よ、そなたは苦しむ者すべての力となる――皇妃エウドキアの詩作と人生 (足立広明)
第6章 英米「駆逐艦・基地使用交換協定」 (山口育人)
第7章 ビキニ被災をめぐる秘密の日米交渉 (高橋博子)
第2部 過去から未来へ
第8章 史料としての書状の奥行き (外岡慎一郎)
第9章 五百年まえの史料にふれる (河内将芳)
第10章 江戸時代に田畑を永代売買?――ありふれた史料から時代と社会の特徴を考える (木下光生)
第11章 春日山の情景――物乞う人びとの足跡をたどる (井岡康時)
第12章 第四回内国勧業博覧会と「鵺塚」 (村上紀夫)
第13章 奈良から見る昭和戦前・戦時期の観光の姿 (森川正則)