TOP

文化財学科のトピックス
TOPICS

秋空の下、飛鳥の宮殿を巡る

                    

 恒例となった奈良大学・古都飛鳥保存財団連携イベントを今年も開催しました。快晴の秋空の下、「飛鳥の宮殿を巡る」のテーマで、豊浦宮から小墾田宮・飛鳥宮のほか、酒船石遺跡や飛鳥京跡苑池を、文化財学科の相原嘉之教授の解説で巡りました。
 遺跡というと、古墳を除いては地下に埋もれています。それは明日香でも同様ですが、この田園風景の地下には「日本国誕生」の記憶が刻まれているのです。その中でも、豊浦宮や亀形石造物などは、実物の遺跡を見ることができる希有な場所です。また、島庄遺跡では、現地の水田地割りに、古代の痕跡が残されています。これらを感じながら歩くのも良いものです。
 今回も、受付や参加者の誘導・安全対策、散策中での質問などに、文化財学科の学生スタッフが対応しながら歩きました。学生にとっても、有意義な学びの1日であったと思います。
【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】

古宮遺跡
水落遺跡
飛鳥宮跡

アーカイブ
ARCHIVE

関連記事
RELATED ARTICLES