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【地理学科トピックス】奈良県中央卸売市場にフィールドワークに出かけました。

 5月23日、古関ゼミでは奈良県中央卸売市場に日帰り巡検に出かけました。日帰り巡検は地理学科の重要な学びの一つです。この日は、「中央卸売市場の役割と仕組みについての理解」がテーマで、2年生と4年生の9名が参加しました。

 市場の歴史や機能、奈良県中央卸売市場の現況、市場の1日などについて、奈良県中央卸売市場業務課の川合良永様と井上雄作様に教えていただきました。卸売市場がフードロスの調整機能を果たしていることや、運送業の2024年問題が卸売市場への青果物や水産物の流通に変化をもたらしていること、市場運営の改革にもつながってくること、一方で農産物の近郊産地への変更が簡単ではないことなど、事前学習では知らなかったことを現地でたくさん学ぶことができました。

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 お話を伺った後は、実際に市場内を見学しました。バナナ加工場、卸売業者の品物が集まるエリア、仲卸業者のエリア、関連事業者のエリアなど普段見れないところを見学しました。市場に入荷している品物を見ることで、この時期どこの産地からどのようなものが入荷しているのか知ることができ、フードチェーンの在り方について考えるきっかけとなりました。

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 2年生は初めての本格的なフィールドワークで、フィールドワークの流れを一通り体験した一日でした。また、学年を超えた縦のつながりもできました。これを機に、フィールドワークの楽しさを感じ取ってもらえれば、大変うれしいです。

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ぜひ見てください。

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