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第9回市議会報告会で奈良大生が市議会議員と意見交換を行いました

5月20日(金)18時~20時に奈良市議会で実施された第9回議会報告会に、本学学生11人が参加し、市議会議員と意見交換を行いました。

議場見学と交流

 議会報告会の前に、日頃は立ち入ることのできない市議会議場内に入り、市議会の開催方法について、議員から概要の説明を受けました。

 議会の議事進行を行う議長の席に座る体験をしました。

 社会学部総合社会学科教授の島本太香子副学長(写真右)のアレンジによる今回の活動には、文学部国文学科、史学科、文化財学科、社会学部心理学科、総合社会学科の2年生から4年生の学生11人が参加しました。

「若い世代にも市政に目を向けてほしい」との要望に対し、そのためにはどうすればいいのか、などを話し合いました。

議会報告会(議会報告と意見交換会)

 市議会議員と奈良県内の大学に通う学生が一堂に会し、市議会各委員会からの説明を受けた後、学生から市政への質問を行いました。

 参加した学生は、少子化対策、女性と子どもへの支援対策、観光の推進、文化財の活用、地域の安全、食品ロスとごみ対策、コロナワクチン対策など、積極的に意見を述べ、議員から関連施策や考え方の説明を受けました。

社会学部総合社会学科4年の水流胤貴さんは、1年生の時に市議会報告会に参加した経験から、市政の情報発信の工夫について意見を述べました。

報告会を終えて(議場への赤絨毯の階段で)

 今回の市政報告会に参加した文学部史学科2年の長野晃久さんは「議場見学で実際に議員席に座る体験をし、議員さんから直接お話を聞くことが出来ました。選挙の演説会でしかお会いできる機会のない議員さんと意見交換をしたり、疑問に思っていたことが解消できたりしてよかったです。今後もこのような機会があれば、ぜひ参加したいと思います。」と感想を述べていました。

本学の市議会との連携の経過

 奈良大学は3年前から奈良市議会の議員の方々と交流があり、本学学生が議会報告会へ参加し、議員の方々が本学で講義を担当していただき意見交換をするなど、大学生として地域生活を作る仕組みについて理解を深め、課題を探る取り組みをしています。

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