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文学部史学科

「これから」のために「これまで」のことを・・・

「これから」のために「これまで」のことを・・・

学科概要

歴史から学び、未来をつくる力を育む

先人たちがいかに考え、どのように暮らし、何を感じ、どう生きていたのか。
祖先たちが脈々と積み重ねてきた歴史のなかには、21世紀を賢明に生き抜くための多くの知恵が眠っています。
古都奈良という最高の学習環境のもと、そんな歴史のなかにいきいきときらめく人々の営みに触れながら、未来を築くための知恵と力を身につけます。

学科紹介動画

  • (WEB OPENCAMPUS より)
    木下光生教授が史学科の学びの特色を紹介します。

学びのポイント

1

「暗記」から「考える歴史学」へ

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2

徹底した個別指導のもと卒論を作成

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3

“本物”に触れる環境で学ぶ

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授業ピックアップ

史学演習(日本史)

「日本史で卒業論文を書きたい!」と考える学生たちが、時代ごとにゼミにわかれて、みんなでワイワイと議論しながら、それぞれの卒業論文の完成を目指します。教科書には描かれない、斬新な研究テーマを見つけて、友だちと教員、そして世間をあっと言わせよう!

史学演習(東洋史)

東アジア文明のふるさと中国や朝鮮をはじめ、北は内陸アジアの草原から、南は東南アジアの島々まで、文献を集め、史料を読み込むことで、探索の旅に出よう。そして、自分なりの歴史像を、発表や議論を通じて磨き上げていこう。そうした旅と苦行?を経て一篇の論文を書き上げた日には、人間社会を、そして文明世界を見る目は一新するだろう。

史学演習(西洋史)

地中海世界のギリシア・ローマの文化とキリスト教を受け入れたヨーロッパ世界を中心に、その淵源となるエジプトやメソポタミアの古代オリエント世界、近代にヨーロッパの植民地となった地域や、その影響を受けた地域などをあつかいます。幅広い時代と地域から、自由にテーマを選んで発表し、相互討論で内容を深めていきます。

史学演習(中央アジア史・西アジア史)

7世紀初めにイスラム教がアラビア半島に現れ、「アラブの大征服」によりスペインからパキスタンに及ぶウマイヤ朝アラブ帝国(661-750)が建設されました。以降の西・中央アジアの歴史の様相はそれまでとは大きく変わり、イスラム教徒が多数を占めるイスラム社会が広がっていきました。8世紀以降イスラム教徒たちが書き残した史料を読み解くために必要な知識を与えてくれる日本語・英語の基本的な研究を一緒に読んでいます。

史学演習(環太平洋史)

環太平洋史に関連するテーマを選び、文献・論文はもちろん、公文書や新聞記事、証言の収集・分析に基づいた、研究指導を行います。米国立公文書館に、「過去の遺産は未来に実りをもたらす」という言葉があるように、環太平洋の人々の歴史を検証し直し、過去に向き合いつつ未来に向けた演習を実施したいと思います。

史料講読(日本史)

歴史を再現するためには、昔の人が書き残した文字(これを史料といいます)を読み解くことが大切です。本にのっている史料だけではなく、くずし字の古文書や木簡(複製)などを読むこともあります。教員と学生がいっしょになって読みすすめながら、さまざまな問題を考えていきます。

史料講読(東洋史)

司馬遷の『史記』などの古典から、近代の外交史料まで、いろいろな史料を選んで読んでいます。生の史料が読めるようになることが目的ですが、実はそこに出てくる人物やエピソードから、当時の人びとの考え方や社会の特徴がわかるのです。それがとても重要で、何よりおもしろいので、話が脱線したまま授業が終わることもしばしばです。

史料講読(西洋史)

古代から現代まで受講生の関心にあわせながら、英語を中心に歴史の研究文献を丁寧に読み進めます。また、ジェイムズ・クック航海記の初版本(1777年)といった貴重書を所蔵する奈良大学の特色を活かし、実物史料の読解にもチャレンジします!

史料講読(中央アジア史・西アジア史)

イブン・バットゥータ『大旅行記』やインドのムガール朝創立者のバーブルの手記『バーブル・ナーマ』などの西アジア・中央アジア史の基礎的な史料を一緒に読んでいます。これらの史料はアラビア語であったりトルコ語であったりなかなかすぐに読みこなすわけにはいかないのですが、幸いなことに優れた日本語訳がでています。これらを通読することによって西アジア・中央アジア史研究の真髄をつかむことができるのです。

史料講読(環太平洋史)

広島・長崎の原爆、太平洋での米核実験によって被ばくした人々に関する公文書史料、対日占領政策に関する史料、平和運動に関するエッセイなどを講読します。その他、環太平洋史や人権・平和・戦争に関連する史料や新聞記事などを取り上げます。

史料研究

江戸時代から近代にかけて書かれた本物の古文書を使った授業です。史料を取り扱ううえでの基本的な注意点や辞書の使い方を学び、くずし字で書かれた古文書の整理作業をします。最初は読めなかったくずし字も、決まり文句やよく使う文字が頭に入ってくると、次第に読めるようになってきます。

史学研究法、基礎演習Ⅱ

ともに、歴史学の基礎を学ぶ科目です。日本史と世界史のさまざまな時代、分野を専門とする教員から、歴史研究の基本的な方法や視点を幅広く学びます。また学外から、研究の最先端で活躍する研究者を招き、歴史学の醍醐味を語っていただく講演会もおこないます。

模擬授業

  • 「史料研究(日本史)」
    村上紀夫教授

  • 「史料講読(日本史)」
    河内将芳教授

  • 「史料講読(環太平洋・世界史)」
    高橋博子教授

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