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2025.06.25
【学生紹介】奈良大学文学部史学科の学生 中村円香さんのメキシコ留学紀行(第3弾)を紹介します。
前回の紀行文から約1ヶ月がすぎましたが、メキシコは雨季に入りました。
毎日毎日雨が降るので、いつもは湿度が低いメキシコでも、洗濯物が乾きづらくて、こまめに洗濯機を回したりと、なかなか世話が焼けます。
また、メキシコシティは標高が高いのもあるのか(富士山の五合目くらいの高さ)連日朝晩は冷え込みます。なので、帰国の準備が少しでも楽になるように、早々にトランクにしまい込んでいたウルトラライトダウンを着て過ごしています。
日本に住んでいる友達と話していた時に、気温が30°あるという話が上がりましたが、こちらはまだ14°で倍以上差がありました。
ただ、メキシコも広いので南の方に行くと連日40°を超える地域もあります。シティは本当に過ごしやすい気候なのを感じます。
前回はセマナサンタについて書かせていただきましたが、メキシコの6月は特に休みもなく、カレンダーに載るイベントはありません。
ただ、個人的に友達のうちで「Pozole」という料理を作ったので、それを紹介しようと思います。
Pozoleはメキシコで、よく食べられるスープです。種類は2種類でブランカ(白)とロホ(赤)があります。味はほとんど同じように感じますが、赤の方が少し辛いことが多いです。お店によって味が違うので、比べるのも面白いです。私が作ったのはブランコ(白)で、材料は豚肉(頭)、(鶏肉※スペイン語でpollo で作ると、Polloleと呼ばれます)白とうもろこし(ポソレ用トウモロコシと呼ばれています)、ニンニク、玉ねぎ、塩です。
あとから生の状態で、赤かぶ、パクチー、玉ねぎもお好みで入れます。
しっかり洗ってブツ切りにした豚肉を煮込んで、火が通り出汁がでたところで食べやすい大きさにカットします。
そこに野菜類を入れてしっかり煮込んで完成です。
給食を作るような大鍋で作ったので、時間がかかりましたが、豚肉の色んな部位が楽しめたので、興味深かったです。
日本で豚の頭が売っているのを見る機会はあまりないので、本当にいい経験でした。
完成したPozole
