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2026.11.05
【教員の研究活動】奈良大学文学部史学科の木下光生先生(日本近世史)の科研費をもちいた研究活動(研究課題「消費構造と家事労働に関する比較経済史的研究」)を紹介します。
研究課題:消費構造と家事労働に関する比較経済史的研究
研究種目:基盤研究(B) 研究代表者:高橋博子
研究分担者 谷本 雅之 大妻女子大学社会情報学部教授
山本 千映 大阪大学大学院経済学研究科教授
木下 光生 奈良大学文学部教授
柳沢 のどか (永山のどか) 青山学院大学経済学部教授
福士 由紀 東京都立大学人文科学研究科教授
馬場 わかな 慶應義塾大学総合政策学部(藤沢)講師
研究開始時の研究の概要
消費サイドに関する知見を経済史研究に位置づけるには、消費の場としての世帯に視点を置くことが一つの有力な切り口になる。家内生産論を下敷きとして、消費と家事労働の構造的な関連の歴史を定式化したデ・フリースの議論は、そこでの有力な参照軸であるが、本研究は、アジア(日本・中国)とヨーロッパ(ドイツ・イギリス)を対象に、定量的・定性的の双方のアプローチを含んだ実証研究によって、あらためて消費と家事労働の構造的な関係性を問い直すことを試みる。その成果を共通の枠組みのもとで統合することで、北西ヨーロッパの経験を超えた、より一般的な消費と家事労働に関する歴史理論の構築を目指す。
