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2026.10.26
【教員の研究活動】奈良大学文学部史学科の高橋博子先生(環太平洋史)の科研費をもちいた研究活動(研究課題「核のフォールアウトと日米関係:広島・長崎・核実験・原発事故」)を紹介します。
研究課題:核のフォールアウトと日米関係:広島・長崎・核実験・原発事故
研究種目:基盤研究(B) 研究代表者:高橋博子
研究分担者 和田 喜彦 同志社大学 経済学部,教授
桐谷 多恵子 多摩大学グローバルスタディーズ学部,専任講師
竹峰 誠一郎 明星大学人文学部教授
研究開始時の研究の概要
広島・長崎の場合、爆風・熱射・放射線が生じるが、原爆の炸裂後1分以内に発生する放射線を初期放射線、それ以降に発生する放射線を残留放射線という。残留放射線のうち放射性物質がチリ・ほこり・雨などに付着して広い範囲に降下することを核のフォールアウト(放射性降下物)というが歴史的に過小評価されてきた。そうした中、核被災者の救済や援護は国際政治でも国内政治でも構造的に放置されてきた。核被災者を軽視することから、更なる核被災者が出てくる可能性が高まっている。
本研究はこうした核のフォールアウトによる被災者を公文書や証言などによって、核時代に対する批判的検証と、核被災者の救済に資する研究を実施する。
