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2026.02.16
【教員の著書紹介】奈良大学文学部史学科の村上紀夫先生(日本文化史)の著書『江戸時代の魔女裁判-豊田貢と文政京坂キリシタン事件ー』(創元社)が刊行されます。

村上紀夫『江戸時代の魔女裁判-豊田貢と文政京坂キリシタン事件ー』(創元社、2026年)
江戸後期大坂のキリシタン摘発事件を題材にした歴史読み物です。主人公の豊田貢は、京都の都市下層民から遊女となり、その後宗教者としての才覚を現します。陰陽師の許状を得ると、女性門弟を多数抱え「八坂の見通し」と敬われ信者を増やしますが、邪宗を広める危険人物として主な門弟らとともに摘発され、大塩平八郎の吟味を受けるのでした。幕末に多く現れる庶民出の女性教祖の先駆とも言える生涯を魔女裁判風に見立て描きます。
【目次】
――本書関連年表
序 章 西の魔女が死んだ
第1章 みつぎ、稲荷明神下げをする
第2章 水野軍記の妖術
第3章 豊田貢の繁栄
第4章 大坂と京都
第5章 西へと向かう旅――長崎・金比羅、そして......
第6章 露顕
第7章 終焉
第8章 審理の行方
あとがき
引用史料・主要参考文献/図版典拠一覧
