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2025.10.16
大阪府立桜塚高等学校で「気象シミュレーション」を使った出張授業を行いました
奈良大学地理学科では、高校生に地理学の魅力を伝えるため、積極的に出張講義を行っています。
9月11日~10月2日の4回にわたり、地理学科の木村教授(専門は気候学)が大阪府立桜塚高校で出張講義を行いました。3年生スキルアップ探究"第1期"のテーマは「室内で体感する地理」で、気象シミュレーションの計画と解析を行いました。
- 【1時間目】気象シミュレーションの基礎とテーマ設定
- 【2時間目】気象シミュレーションの計画
- 【3時間目】気象シミュレーションの結果の読み取りと改良計画
- 【4時間目】気象シミュレーションの最終結果と反省
受講生20人が5つの班に分かれ、パソコンでできる気象シミュレーションWRFを使って、計画・解析を行いました。作業中は、木村教授、桜塚高校のお二人の先生、それに奈良大学文学部地理学科の3年生2人が、各班にアドバイスを与えていきました。生徒さんたちは、興味深そうに気象シミュレーションの計画を立て、その結果を試行錯誤していきました。
その成果の一例(動画)は、次の通りです。(なお、図中の時刻は世界標準時です。)
- 【A班】2025年9月下旬の台風18号(対象地域は台湾)
- 【B班】2025年で豊中がいちばん暑かった日
- 【C班】2016年12月の糸魚川のフェーン現象
- 【D班】2025年9月上旬の台風15号(対象地域は九州)
- 【E班】2021年3月上旬の「春一番」