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【教員の研究活動】奈良大学文学部史学科の河内将芳氏(日本文化史)の科研費をもちいた研究活動(研究課題「中世大画面祭礼図の構図法の研究-月次祭礼図屏風模本の失われた左隻の推定を中心に-」)を紹介します。

【教員の研究活動】奈良大学文学部史学科の河内将芳氏(日本文化史)の科研費をもちいた研究活動(研究課題「中世大画面祭礼図の構図法の研究-月次祭礼図屏風模本の失われた左隻の推定を中心に-」)を紹介します。

研究課題:中世大画面祭礼図の構図法の研究-月次祭礼図屏風模本の失われた左隻の推定を中心に-

研究種目:基盤研究(C)研究代表者:岩永てるみ研究分担者:河内将芳

研究概要:本研究は中世絵画の画面構築方法を実技的視点から捉え直し、歴史学と美術史学の考証から失われた「月次祭礼図屏風」左隻を推定復元することによって、中世の構図法の復元を試みるものである。「月次祭礼図屏風」の構図の捉え方は、《空間構造》《時間構造》《聖俗構造》の三つの要素が複雑に絡み合った中世独特のものである。「月次祭礼図屏風」左隻は模本も原本も残されていないが、これまでに取り組んできた右隻の復元を通じた詳細な分析を基盤として、中世史研究者、美術史研究者と検討し、さらに他作例の要素を検討して重ね合わせていくという実技の作業を重ねることで、一定の素案が提出できると考える。  https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22K00212/

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