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About Nara UNIVERSITY

大学案内

学長メッセージ

地域や社会に貢献する人材を育てます

奈良大学は、奈良の旧市街からは少し離れ、京都・大阪・奈良の3府県にまたがる京阪奈の緑豊かな丘陵に広がるけいはんな学研都市に位置しています。この地域は、京都・大阪の大都市に近いにもかかわらず、緑豊かな自然に恵まれ、美しい街並みが広がっています。この環境は、都会の雑踏を離れて、安全にゆったり学びたい学生の皆さんにぴったりの場所です。2019年末から始まったコロナウイルスの感染拡大によって、人口が集中する大都会の弱点が明確になりましたが、奈良は比較的感染者の少ない地域でした。奈良は昔から自然災害も少ない安全な地域です。

奈良大学の魅力は何と言っても、長い歴史と多くの文化遺産を伝承する古都奈良に立地していることです。本学は創立以来、この歴史的風土を背景に、本物を見て、触れて、感じる「生きた学問」を実践することに取り組んできました。奈良大学の周辺には多くの歴史・文化遺産や豊かな自然があり、地域一帯が絶好の学びのフィールドです。このような環境を活かして、文学部では、国文学科、史学科、地理学科、文化財学科のそれぞれが、奈良の文化・歴史・自然・文化財等の本物を素材に実践的な教育を行い、その経験を活かしてそれぞれの地域に貢献できる人材育成を行っています。社会学部では、社会学、心理学を中心に広く社会に貢献できる人材育成を行っています。

奈良大学で学ぶ学生の皆さんは、この奈良という立地を活かし、奈良を学びのフィールドとして体験を積み重ねてください。そして自らが能動的に学んでください。体験の内容は、実物体験や社会体験など様々ですが、全ての学科では体験重視の教育を行っています。体験の積み重ねが経験となり、皆さんを成長に導くことができると信じています。

奈良大学は「一人ひとりの学生を大切にする」教育を実践しています。これは本学の基本理念の一つでもありますが、開学以来、比較的小規模な大学の特性を活かして講義・演習・実習などの授業を少人数で行い、行き届いた教育を心掛けています。少人数の心温かいふれ合いを通して、同級生や先輩や教職員と一つのキャンパスで過ごす時間を大切にしてください。私達は、あなたが、それぞれの地域や社会に貢献できる実力を身につけて社会に旅立って行くことができるように、熱意を持って教育に取り組んでまいります。奈良の歴史と文化を背景に奈良大学で学び、経験を積み重ねて地域や社会に貢献する人を私達は応援します。

奈良大学 学長
今津 節生IMAZU Setsuo

1955年和歌山県生まれ。

経歴
2016年4月 本学着任。文学部文化財学科教授。
2019年4月~2021年3月 奈良大学文学部長

専門分野
文化財科学、保存科学

主な著書
『阿修羅像のひみつ 興福寺中金堂落慶記念』(分担執筆、朝日新聞出版、2018年)、『水中遺跡の歴史学』(分担執筆、山川出版社、2018年)など。

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