奈良大学 文学部 国文学科  言語文化・古典文学・近代文学・現代文化・本と出版・伝承文化・世界遺産コース

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研究室をのぞいてみよう

201 真田 202 永井 203 滝川 204 光石 205 上野 206 藤本 207 木田 211 長坂

教授 永井 一彰
教授 永井 一彰
出身 岐阜県出身
生まれ年 1949年生まれ
血液型 A型
専攻 近世文学

奈良の好きなところは?とうかがうと「時代に取り残されたようなところ」という答えが返ってきた。

そんな永井先生は、江戸時代の庶民文芸と出版事情の面白さにとりつかれて35年…だそうだ。

研究室は机の上も本だなも和綴の本でぎっしりと埋まっているし、これまで買い集めてきた版木もすでに4,000枚以上にものぼる。

中でも芭蕉の「奥のほそ道」寛政版の版木は学界でも注目されている貴重なものだ。

「なかなか版木は残らないものだけど、版木を調べると当時の出版事情が手に取るようにわかる」と版木を見つめる先生の表情は、過去と語り合っているよう。

近世町人の人間くささが伝わってくるような講義に、江戸時代という過去がぐんと身近に感じられるようになりそうだ。
教授 永井 一彰

高校生の君に贈るメッセージ
そこそこの地位と名誉と富を手に入れてしまった時、あなたは何をしますか?
もしも高校生に戻れるなら…
サッカー部に入って、ゴールキーパーをやりたい。
できれば「超高校級」などと言われてみたい。

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講義紹介

言語・文学(三)
「草双紙(くさぞうし)」と呼ばれる江戸時代の絵本を教材にして、絵を読む面白さを理解すると共に、作品の背景にある近世庶民の生活・文化に迫ります。桃太郎は実は桃から生まれたのではなく、川から拾ってきた桃を食べたお婆さんが若返って生んだ子供であったという、意外な事実も判明したりします。


国文学史U
平和な時代が三百年近く続いた近世は、様々なジャンルの文学作品が量産された時代でもありました。 高校ではあまり扱わないジャンルにも踏み込んで、近世文学の「遊び心」に迫るのと同時に、本物の和本やその印刷に使われた版木(はんぎ)にもできるだけ触ってもらうようにしています。おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさが伝われば、本望。


近世演劇鑑賞
歌舞伎・文楽を中心に、能・狂言等の日本の古典芸能を劇場へ出かけて生(なま)で鑑賞して、うっとりとしている間に単位が取れてしまうという授業。「先生、ジーパンでいってもええんですか」などと、白い(注:素人くさいの意)ことを言っていた学生さんが、一年後には「こないだの染五郎が」とか「勘九郎はいい役者やね」などと語りだすのです。


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