江戸時代の庶民に親しまれたからくり玩具は、そのほとんどが今は廃絶しています。しかし、これらの玩具は木・竹・紙・糸・土などの自然素材の特徴を生かし、昔の人のゆたかな知恵と技術が駆使され、素朴だけれども大人も子供も楽しめるすばらしいおもちゃです。
1986年から、絵画資料や随筆などの文献を参考に、江戸時代のからくり玩具を復元してきました。「江戸時代のおもちゃと遊び」の大テーマのもとに、毎年一年間の研究テーマを決めて共同研究をすすめ、数多くのユニークなおもちゃの復元をなし遂げ、大学祭では毎年その成果を発表しています。 このほか、公共機関の要請により、可能な限り、おもちゃ展やおもちゃづくり教室も開催しています。
NPO法人「からくりおもちゃ塾奈良町」が生まれました!
「からくりおもちゃ塾]は、からくり玩具を通して、町づくりや人づくり、世代間交流や観光交流を深めていくことを目的に設立されたNPO法人です。
昭和60年より、奈良大学文学部史学科鎌田研究室で取り組んできた、江戸時代以降のからくり玩具の復元研究を土台に、からくり玩具に込められた優しさや、昔の人々の千恵や工夫、自然素材のすばらしさなどを、奈良町から発信し、地域社会に貢献することを目指しています。・・・
同塾は、奈良町の俥座文化館内で活動中です。連絡先は090-7760-3645(事務局・林)です。
また、鎌田研究室による本年度のおもちゃ展・からくりおもちゃづくり教室は別記の通りです。
なお、これらの成果の一部は下記の書にまとめられており、図書館等でご覧いただけます。
- 鎌田道隆・安田真紀子著
- 『江戸時代で遊ぶ本 からくり玩具をつくろう』(1998年 河出書房新社刊)
- 『つくって遊ぶ!からくり玩具』(2000年 日本放送出版協会刊)





