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これまでの全国高校生歴史フォーラムとは

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研究発表会・現地見学

 11月18日(土)・19日(日)、「第11回全国高校生歴史フォーラム」の研究発表会・現地見学を開催しました。

研究発表会

 それぞれの発表について、審査にあたった本学教授らが講評を行い、今後更に研究を深めてもらうため
の新たな問題点や視点、方法などを細かくアドバイスしました。

発表1
福島県立新地高等学校 おもひ(い)の木プロジェクト 地理歴史班東日本大震災 津波被災地
福島県新地町の大津波伝承について
   東日本大震災で津波に襲われた新地町。大地震の伝承があっても、「この町に大津波はこない」と信じた町の人たちがいたことに疑問を持ち、なぜ歴史が伝わらなかったのかをテーマに、新地町の歴史と地理を掘り起こし、津波伝承に迫りました。思い出すこともつらい災害と向き合い、次の世代に伝えていきたい、との熱意に聴講者らは感銘を受けた様子で聞き入っていました。この研究には、「学長賞」が授与されました。
発表2
京都府立須知高等学校 ウィード研究班日本近代農業教育の先駆け
 ~ウィードと京都府農牧学校の奮闘~
   明治期に京都府が作った農牧学校とその指導にあたったジェームズ・O・ウィードの活動が、日本近代農業教育の歴史において重要な位置を占めていたことを探る研究を行いました。農牧学校が後世に与えた影響について、史料を確認する作業を今後も続け、ウィードの痕跡を大切にしていきたいと結び、会場から大きな拍手が送られました。
発表3
京都府立宮津高等学校 フィールド探究部与謝郡与謝野町石川の歴史地理的特質
 ―巡検と石刻文字から読み解く―
   与謝郡与謝野町大字石川について、山城の立地や自然地形の特徴を分析することで地理的特徴を深く知ることができるのではないかとの思いから、巡検調査を実施した結果、石川地区の寺社にある石造物の文字に気づき、石刻文字の調査へと発展させました。調査の中で、水田の後継者不足や宅地への転用に気づき、「今残っている景観や文化財の記憶を次世代に伝えていきたい」と熱意あふれる発表を行い、「知事賞」に選ばれました。
発表4
長崎県立壱岐高等学校 三尾 駿大村家墓所の研究
   ~大村家16代当主純伊及び19代当主喜前の没年と石塔
   造立年の不一致について~
   高校2年の「島外巡検」で訪れた本経寺で、大村家歴代の墓所の、大小さまざまな石塔や墓石に施された技巧、形状の違いなどに興味を抱き、特に16代目と19代目当主の墓が没後数百年も経ってから造られたことに疑問を持って研究を行いました。 研究を進める上でさまざまな知識が必要であり、今後も研究を続けるという決意に、会場から暖かい拍手が送られました。
発表5
長崎県立壱岐高等学校 東アジア歴史・中国語コース歴史学専攻
                        (13回生)
長崎県壱岐市馬立(もうたる)海岸遺跡の研究
   古来から大陸と日本を結ぶ要の位置にあった壱岐には、今も数多くの古墳などの史跡が残されており、自分たちに身近な歴史を深く調べてみたいと「壱岐の縄文時代の遺跡」の研究に挑みました。地元の埋蔵文化財センターの指導・協力も得ながら、黒曜石の採取や分析などを行い、実際に石器作りにもチャレンジするなど、楽しみながらさまざまな調査に取り組むメンバーの姿と団結力が伝わる発表となり、会場をおおいに盛り上げました。

審査結果発表

受賞おめでとうございます

学長賞
学長賞
福島県立新地高等学校
おもひ(い)の木プロジェクト
地理歴史班
高橋 みきさん 濱野 涼太さん
中野 亮悟さん 太田 萌子さん
星 千夏さん  小賀坂 美咲さん
知事賞
知事賞
京都府立宮津高等学校
フィールド探究部
櫻井 二菜 さん
藤原 裕希さん

現地見学

 秋の奈良を散策しながら、歴史や文化財について語り合いました。
 東大寺では、関根副学長(文学部文化財学科)から大仏や大仏殿についての説明を受けた後、全員で特別に登壇しました。大仏さまを間近に見ることが出来て、参加者一同大変感激した様子でした。
 また、文学部地理学科・土平教授の案内でならまち(元興寺・大塔跡など)を見学、熱心にメモを取る参加者達の姿が印象的でした。

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