学びのプロセス
現地を自らの目と足で調査。
過去・現在の生きた情報をもとに未来を考えます
地理学の調査・研究方法を、多彩なフィールドワークを通じて学びます。さらに高度情報化社会に対応する地理情報システム(GIS)も習得。また、所定の科目を修得して測量士補やGIS学術士、地域調査士の資格を取得できます。
各科目の詳細は、シラバスで検索ください。
学びのポイント
文系・理系を横断的に学ぶ
地形、気候、都市、歴史、経済、社会、文化、交通、情報など、各専門分野の教員が充実。
文系・理系のジャンルを超えた総合的な探究ができます。
地図の使い方からGISまで徹底的に学習
地図や空中写真などの収集・活用から、地理情報システム(GIS)まで、地理学研究に必要な基礎的技術を徹底的に学びます。
充実のフィールドワークで、学びを深める
「海外研修」「国内巡検」「日帰り研修」「野外調査」など、充実のフィールドワークを展開。
現地で学びを深めます。
学びのフィールド
国内外を問わず、野外での観察や測定を積極的に実施するなど、生きた地理学を学びます。「地域創生コース」「歴史・文化コース」「地域環境・防災コース」「空間データサイエンスコース」の4コースから構成されたカリキュラムで学生の独創的な発想や思考を育みます。
地域創生コース
日本の諸地域では高齢化・過疎化・買い物難民といった問題が深刻化しており、解決への糸口が必要です。諸地域の特徴を学び、まちづくり・まちおこしによる地域活性化について考えます。
歴史・文化コース
国際化が進む日本では、歴史や文化に関する正確な理解が必要です。絵図や古地図などを使って、過去の人々の暮らしでみられた空間的な位置関係を学び、地域における文化の特徴について考えます。
地域環境・防災コース
地震・津波・洪水といった自然災害が生じた際に、被害を最小限に抑えるための対策が必要です。地形や気候など自然環境に関する知識を学び、里山や平野など、人々の生活する地域の自然環境について考えます。
空間データサイエンスコース
高度情報化社会では、数多くのデータが時々刻々と蓄積されており、高度なデータ解析の能力が必要です。地理情報システムなどを使用した空間解析手法を学び、結果を分かりやすく伝えるプレゼンテーション能力を身につけます。
海外研修
近年では、サンフランシスコ、パラオ、ベトナム、アマゾンの熱帯雨林、イタリアやクロアチアの都市、進化論で有名なガラパゴス諸島、アフリカのサハラ砂漠、中国北部、朝鮮半島、ネパール、インドネシアなどで現地研修を行いました。
国内巡検
3~4泊の国内フィールドワークは3年生全員参加で、教員のゼミごとに日本各地で実施。学生主体で計画を立て、地形や水の観測、農家経営の聞き取り、まちづくりの現場視察、絵図資料の調査など、さまざまな地域調査活動を展開。また現地の自然や人々との触れ合いは、社会で学ぶ貴重な体験になります。