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教員紹介

上野 誠 教授・博士(文学)

文学部

UENO Makoto 上野 誠 教授・博士(文学)

  • 専門

    万葉挽歌の史的研究、万葉文化論

  • こだわり

    生活から文学へ、文学から生活へ。古代社会と古代文学を結ぶ回路を見つけ出す。

  • 趣味・特技

    声色、宴会芸

  • オススメの書籍

    おもしろ古典教室

主な担当科目

学部 国文学講読、国文学演習、国文学史、神話伝承論、実地見学・踏査
大学院 東アジア言語文化論、伝承論演習、研究演習

経歴

1984年
  • 國學院大学文学部文学科卒業
1990年
  • 國學院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学(日本文学専攻)
1992年
  • 本学着任
1998年
  • 博士号取得

主な著書・論文

著書
  • 「古代日本の文芸空間―万葉挽歌と葬送儀礼」(雄山閣出版・1997年)
  • 「魂の古代学―問いつづける折口信夫―」(新潮社・2008年)
  • 「万葉挽歌のこころ―夢と死の古代学―」(角川学芸出版・2012年)
  • 「日本人にとって聖なるものとは何か―神と自然の古代学―」(中央公論新社・2015年)
  • 「万葉集から古代を読みとく」(筑摩書房・2017年)
論文
  • 「「紐解き放けて立ち走りせむ」再考―好去好来歌の笑い―」(『文学』第16巻第3号、岩波書店・2015年)
  • 「讃酒歌十三首の示す死生観―『荘子』『列子』と分命論―」(『萬葉集研究』第36集、塙書房・2016年)
  • 「南山、吉野の文学―『万葉集』『懐風藻』と神仙世界―」(辰巳正明編「『万葉集』と東アジア」、竹林舎・2017年)
  • 「秋萩木簡と仏前唱歌と―吉川真司氏の批判に答える―」(『萬葉』第224号、萬葉学会・2017年)

現在の研究テーマについて教えてください

ここ奈良の地は、『万葉集』の故郷。窓を開ければ、それは、そのまま教材だ。万葉びとは、どのような生活をしていたのか。その生活のなかから、どのような歌を生み出したのか。私は、この30年間考え続けてきた。なぜ、御蓋山の月が、平城京のシンボルになるのか。春日野に上る煙を見ると、春の若菜摘みのことを、どうして想起したのか。遣唐使として旅立って行った人びとは、大海原に対して、どんな思いを持っていたのか。恋人に贈る衣を、女たちはどのような思いで紡いでいたのか。生きるということは、歌うということでもある。生きるということは、考えるということでもある。しかし、それ以上に、私たちは生活者だ。

担当している代表科目の説明をお願いします

国文学史は、文学の歴史を鳥の目で俯瞰する科目です。奈良時代の都と、奈良時代の文学は、いかなる関係にあるのか。具体的に考えてゆきます。国文学演習Ⅰは、ひとつひとつの歌の読解を通じて、『万葉集』を読む力を養います。一年経ってみると、『万葉集』の基本的な見方がわかるようになります。神話伝承論は、『古事記』の序文から天地初発、国生み神話、黄泉行神話までを読み解き、神話伝承のあり方について考えます。実地見学・踏査は、実際に奈良の各地に赴いて、歩いて学ぶことの大切さ、歩いて学ぶことの面白さを学習する科目です。

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