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教員紹介

岡橋 秀典 教授・博士(地理学)

文学部

OKAHASHI Hidenori 岡橋 秀典 教授・博士(地理学)

  • 専門

    人文地理学、農村地理学、現代インド地域研究

  • こだわり

    和をもって貴しとなす

  • 趣味・特技

    博物館めぐり、アジアの映画鑑賞、山仕事

  • オススメの書籍

    ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』

主な担当科目

学部 村落地理学、環境地理学概論、地理学特殊講義、世界地誌概論、地誌学、地理学講読・調査法、地理学分析・表現法、地理学演習、地理学卒業演習
大学院 人文地理学(農村)特殊講義、人文地理学特論

経歴

1975年
  • 名古屋大学文学部史学科地理学専攻卒業
1980年
  • 名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期 史学地理学専攻単位修得退学
1995年
  • 博士(地理学)(名古屋大学)
 
  • 九州大学助手、新潟大学講師、広島大学講師・助教授・教授を経て
2018年
  • 本学着任

主な著書・論文

著書・論文
  • 『現代農村の地理学』(単著、古今書院、2020年)
  • 『台頭する新経済空間(シリーズ現代インド 第4巻)』(共著、東京大学出版会、2015年)
  • 『現代インドにおける地方の発展-ウッタラーカンド州の挑戦』(共著、海青社、2014年)
  • 『山村政策の展開と山村の変容』(共著、原書房、2011年)
  • ”Emerging New Industrial Spaces and Regional Developments in India”(共著、MANOHAR、2008年)
  • 『国土空間と地域社会 シリーズ人文地理学第9巻』(共著、朝倉書店、2004年)
  • 『インドの新しい工業化―工業開発の最前線から―』(共著、古今書院、2003年)
  • 『周辺地域の存立構造―現代山村の形成と展開―』(単著、大明堂、1997年)

現在の研究テーマについて教えてください

日本を中心とした現代農山村の変容の研究
第一の研究テーマは、日本の農山村地域の変貌とそのメカニズム、およびそこで生じている問題に関する研究です。特に今日、存続の岐路に立たされている山村地域が主なフィールドです。農林業、地域振興、コミュニティ、景観保全、ツーリズム、人口移動、環境との共生など、幅広い関心をもって研究を進めています。第二の研究テーマは、近年発展の著しい現代インドを対象とした地域研究です。現地でのフィールドワークや統計分析により、空間構造、農村問題、地域開発などについて研究しています。

担当している代表科目の説明をお願いします

村落地理学
現代日本の農村の現状と問題について、世界的な視野から幅広く学びます。現代は圧倒的に都市部に住む人が多い時代ですが、もし農村がなかったら、日本の魅力は半減することでしょう。この機会に、自然と景観、農業生産、コミュニティ、観光など、農村の魅力に大いに触れてみましょう。

世界地誌概論
アジア地域の地誌に焦点を当て、東アジア、東南アジア、南アジアについて学びますが、特にインドについて深く勉強します。インドは従来の貧困の国から、世界をリードするICTの国に変わり、今やその台頭を止めることができない状況です。この授業では、そんなインドの実像について、自然、文化、社会、経済など幅広い視点から迫ります。

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