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教員紹介

相原 嘉之 准教授・博士(文学)

文学部

AIHARA Yoshiyuki 相原 嘉之 准教授・博士(文学)

  • 専門

    日本考古学、文化財学

  • こだわり

    史料と遺跡の融合 考古学研究は現場から

  • 趣味・特技

    旅行

  • オススメの書籍

    『日本書紀』

主な担当科目

学部 文化財演習、考古学演習、文化財学研究法、考古学概論、考古学研究法、考古学特殊講義
大学院 考古学演習、考古学特殊講義、考古学特論

経歴

1990年
  • 奈良大学文学部文化財学科卒業
    奈良国立文化財研究所 飛鳥・藤原宮跡発掘調査部
1992年
  • 滋賀県文化財保護協会
1993年
  • 明日香村教育委員会
2018年
  • 奈良大学で博士号取得
2020年
  • 本学着任

主な著書・論文

著書
  • 『飛鳥・藤原の宮都を語る』(単著、吉川弘文館、2018年)
  • 『古代飛鳥の都市構造』(単著、吉川弘文館、2017年)
  • 『飛鳥と斑鳩』(共著、ナカニシヤ出版、2013年)
  • 『蘇我三代と二つの飛鳥』(共著、新泉社、2009年)
  •     

現在の研究テーマについて教えてください

王宮・王都からみた律令国家成立過程の研究
大宝元年(701)正月「文物の儀、是に備れり」と『続日本紀』に高らかに謳われている。「日本国」が誕生した瞬間である。この律令国家誕生までには、多くの準備と画期、試行があった。実に飛鳥時代の100年間の時間が必要であった。その成立過程においては、国内外の政治状況や刺激があり、その中で天皇はどのような政治判断を行い、理念をもったのか。この国家形成の思想を考古学的に解明する方法として、古代王宮・王都の研究がある。さらに近年は律令国家成立前後の王宮・王都を解明することにより、律令国家成立過程の特質を、より際立たせることができると考えている。

担当している代表科目の説明をお願いします

考古学概論
過去に生きた人々の営みは、遺跡として現地に残されています。遺跡(遺構と遺物)を詳細に分析することにより、史料には現れない社会構造や生活を復元することができます。これらを基に新たな歴史像を構築し、さらに現代社会に還元することを学びます。

考古学特殊講義
全国の都道府県や市町村には多くの文化財専門職員がいます。近年では発掘調査だけではなく、多様な文化財を扱い、調査・普及・活用など、多方面での活躍が文化財行政には求められています。これら文化財専門職員に求められている人材育成を行います。

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