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大学紹介
ABOUT NARA UNIVERSITY

教員紹介
STAFF

文学部 史学科

足立 広明
ADACHI Hiroaki

教授

専門分野 西洋古代史、古代末期、初期ビザンツ史
研究テーマ・領域 地中海世界とその周辺地域の古代末期における社会変容に関心を抱き、とくに女性修道者や巡礼、哲学者に関して研究を進めてきた。現在、古代末期概念をアイルランドから日本に至る幅広い文化変容過程として捉え直そうと試みている。
代表的な著書・論文名
  • I Baptize Myself in the Name of Jesus Christ: The Female Apostle Thecla and her Self-Decision before God
  • ウンミディア・クァドラティッラの仲間たち―ローマ世界における女性の公的主体(public agency)とその変容
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奥本 武裕
OKUMOTO Takehiro

教授

専門分野 日本近世近代史、被差別部落史、仏教史、地域史
研究テーマ・領域 奈良県をおもなフィールドにして、近世・近代の被差別部落や寺院をめぐる社会的関係にについて勉強している。近年は、地方知識人が地域社会に果たした役割に焦点を当てて史料調査・研究を進めている。
代表的な著書・論文名
  • 『平和のシンボル、金魚が泳ぐ城下町。郡山の歴史と文化』(共著、大和郡山市)
  • 「明治期、被差別部落知識人の社会的・文化的基盤-中尾靖軒をめぐって」
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海津 一朗
KAOZU Ichiro

教授・博士(史学)

専門分野 日本中世史
研究テーマ・領域 鎌倉・南北朝時代(13・14世紀)は、日本全土に悪党・海賊・倭寇など反逆者が蜂起して幕府の支配をゆるがせた。とりわけ大和の国では寺院の悪僧問題が深刻だった。日本史上未曽有の内乱の時代を大和の寺社勢力を窓口にして考えていこう。
代表的な著書・論文名
  • 『新・神風と悪党の世紀』(文学通信)
  • 『世界史とつながる日本史紀伊半島からの視座』(編著、ミネルヴァ書房)
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河内 将芳
KAWAUCHI Masayoshi

教授・博士(人間・環境学)

専門分野 日本中世史・文化史
研究テーマ・領域 日本中世史のうち、室町・戦国時代の都市社会史を勉強している。具体的には京都や奈良を中心に、都市住民や神社・寺院、あるいは武士や公家たちが織りなす中世独特の都市の社会について勉強している。
代表的な著書・論文名
  • 室町時代の祇園祭(法藏館)
  • 宿所の変遷から見る信長と京都(淡交社)
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木下 光生
KINOSHITA Mitsuo

教授・博士(文学)

専門分野 日本近世史
研究テーマ・領域 江戸時代における「貧困、救済、自己責任」の問題に関心を寄せている。いまの日本は、貧困の公的救済に対し、極度に冷たい社会となっているが、その淵源は江戸時代にあるのではないか、と想定しながら研究を進めている。
代表的な著書・論文名
  • 貧困と自己責任の近世日本史(人文書院)
  • Public Goods Provision in the Early Modern Economy(共著、University of California Press)
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高島 葉子
TAKASHIMA Youko

教授・博士(文学)

専門分野 比較文化学
研究テーマ・領域 日本とヨーロッパ、東アジア(アイヌ含む)の民話の違いに注目し、民話と文化・社会との関係を考察する研究を行っている。特に、人と動物、妖精、神などとの婚姻を語る話を題材として研究を進めている。
代表的な著書・論文名
  • 『畏怖すべき女神の源流―最果ての妖婆たち』(三弥井書店)
  • "Successful Marriages between Kamuy and Humans in Ainu Folktales"
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高橋 博子
TAKAHASHI Hiroko

教授・博士(文化史学)

専門分野 日米関係史、グローバルヒバクシャ研究、太平洋核実験
研究テーマ・領域 グローバルヒバクシャ研究。核開発・広島・長崎への原爆使用・核実験・原発事故による被災問題の多くは隠されてきた。主に米国立公文書館の史料や、被災した人々の証言を検証することで、核被災の実態解明を進めたいと思う。
代表的な著書・論文名
  •  新訂増補版 封印されたヒロシマ・ナガサキ(凱風社)
  • 核の戦後史:Q&Aで学ぶ原爆・原発・被ばくの真実(共著、創元社)
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中戸 義雄
NAKATO Yoshio

教授 / 学生支援センター長

専門分野 教職教育論、人間形成論
研究テーマ・領域 研究領域は教職課程教育、人間形成論である。多様な問題を抱える現在の学校現場に対応し、一人ひとりの生徒に向かい合うことが出来る教員を、どのように養成していくかが研究課題である。
代表的な著書・論文名
  • 探究・教育原論(共編著、学術図書出版社)
  • 道徳教育の可能性(共編著、ナカニシヤ出版)
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村上 紀夫
MURAKAMI Norio

教授・博士(文学)

専門分野 日本文化史
研究テーマ・領域 京都を主なフィールドとして、民間で活躍した宗教者の実態と都市の庶民信仰について勉強している。政治史や経済史とは少し違った文化史という切り口で見ると社会はどのように見えるかを考えてきた。
代表的な著書・論文名
  • 近世京都寺社の文化史(法藏館)
  • 怪異と妖怪のメディア史(創元社
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山口 育人
YAMAGUCHI Ikuto

教授・博士(文学)

専門分野 西洋近現代史
研究テーマ・領域 良くも悪くも西洋の膨張と近代化の先頭に立った近現代イギリスの歴史に関心を持っている。現在は、20世紀後半のイギリス帝国の解体やイギリスの対外関係を、世界史的視角を意識しながら研究している。
代表的な著書・論文名
  • コモンウェルスとは何か(共著、ミネルヴァ書房)
  • イギリスとアメリカ(共著、勁草書房)
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山崎 岳
YAMAZAKI Takeshi

教授・博士(文学)

専門分野 東洋史学
研究テーマ・領域
16世紀中国沿海部の地方社会・政治権力・軍制機構・国際関係を主な研究対象とし、東アジア諸国の歴史的展開をこれと有機的にかかわるものとして再構築することを目指している。
代表的な著書・論文名
  • 舶主王 功罪考(前・後篇)
  • ムラカ王国の勃興:15世紀初頭のムラユ海域をめぐる国際関係
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横田 浩
YOKOTA Hiroshi

教授・理学博士

専門分野 素粒子理論
研究テーマ・領域 宇宙初期・中性子星等の星の内部・素粒子の衝突実験等と関係している高温・高密度状態での相構造・相転移機構を熱場(ねつば)の量子論に基づきコンピュータを用いて研究している。
代表的な著書・論文名
  • Chiral Phase Transitionin QED at Finite Temperature
  • Structure of a Thermal Quasifermion in the QCD/QED Medium
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横山 香
YOKOYAMA Kaori

教授・博士(言語文化学)

専門分野 ドイツ地域文化研究
研究テーマ・領域 ドイツにおけるテレビ、雑誌、大衆文学などのメディア・ポピュラー文化を、その文化の中で生きる人々(特に女性)の日常意識やアイデンティティとの関わりから、また日本の文化的状況と比較しながら研究を行っている。
代表的な著書・論文名
  • 名詞から学ぶ ドイツ語トレーニング(語研)
  • 1950年代西ドイツの女性雑誌の広告に描かれた女性たち
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渡辺 晃宏
WATANABE Akihiro

教授 / 通信教育部長

専門分野 日本古代史
研究テーマ・領域 律令格式六国史を基本としながらも、木簡や正倉院文書など、古代の役人たちが書き残した生の資料を活かして、新しい日本古代律令国家像を組み立てたいと考えている。また、律令国家のヒトやイネに対する支配の歴史にも興味をもっている。
代表的な著書・論文名
  • 平城京と木簡の世紀(日本の歴史04、講談社学術文庫)
  • 平城京一三〇〇年「全検証」―奈良の都を木簡からよみ解く(柏書房)
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宮本 亮一
MIYAMOTO Ryoichi

准教授・博士(文学)

専門分野 中央アジア史
研究テーマ・領域 現在のアフガニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンあたりの古い時代の歴史を研究している。とくに、在地社会で使用されていた古い言葉で書かれた資料を理解することに取り組んでいる。
代表的な著書・論文名
  • アジア人物史/1:神話世界と古代帝国(共著、集英社)
  • アフガニスタンを知るための70章(共著、明石書店)
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森川 正則
MORIKAWA Masanori

准教授・博士(法学)

専門分野 日本現代史、日本政治外交史・政治経済史
研究テーマ・領域 20世紀(大正期以降)における日本の「経済外交」や「アジア主義」の諸相と展開に関心を寄せ続けている。また、大正・昭和期における奈良の地方政治の歴史的展開に関する調査・研究もはじめている。
代表的な著書・論文名
  • ハンドブック近代日本外交史(共著、ミネルヴァ書房)
  • 第一次世界大戦と日本の経済外交
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