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2022/09/21

お知らせ

後期の授業を始めるにあたって
(医務室・学生相談室からのお知らせ)
~自分らしく健やかな学生生活を送るために~

学生の皆さんへ

 

 新型コロナウイルス感染症がいまだ収束しない中、新学期を迎えました。夏休みから生活のリズムが変わり、こころやからだの状態に不安を抱えている方もいるかもしれません。

 皆さんのこれからの学生生活を、医務室・学生相談室が、引き続きサポートしていきます。

 これからの大学生活の注意点などをもう一度、一緒に確認していきましょう。

 

1 新型コロナウイルス感染症対策について

 医務室より学生の皆さんへ

 

★「新型コロナウイルス感染症は、一度かかったから大丈夫!ワクチン接種しているので平気!」というものではありません。

★ワクチン接種が済んだ人も、未接種の人も、感染予防対策の基本を実行してください。

       ⇊ ⇊ ⇊

 マスクの着用、体温チェック、手洗い、消毒、3つの密(密閉空間・密集場所・密接場所)の回避など、

 引き続き、感染予防対策を徹底し、有意義な学生生活を送りましょう。 

 

感染リスクが高まる場面!

・飲酒を伴う懇親会

 ≪気分の高揚、注意力低下、狭い空間に長時間滞在で、感染リスクが高くなる≫

 ≪回し飲み、箸の共有で感染≫

・大人数や長時間の飲食

 ≪5人以上の飲食では、声が大きくなり飛沫が飛びやすい≫

・マスクなしでの会話

 ≪昼カラオケ、近距離会話では、飛沫感染リスクが非常に大きい≫

・狭い空間での共同生活

 ≪長時間にわたる閉鎖空間で感染のリスクが高くなる≫

・居場所の切り替り

 ≪気の緩みや環境の変化により感染リスクが高くなる≫

★新型コロナウイルスに感染した人が他の人に感染させてしまう可能性がある期間は、発症の2日前から発症後7~10日間程度とされています。この期間のうち、発症の直前・直後で特にウイルス排出量が高くなると考えられています。

★このため、診断された人は、症状がなくとも、不要・不急の外出を控え感染防止に努める必要があり、また多くの人に感染させることのないように行動することが大切です。

★体調が思わしくないときは、我慢して行動するのではなく、先ずはコロナ感染を疑い様子を見る、検査を受ける等の行動をとってください。

★一人の感染者が何人もの人に感染させてしまうことがなければ、新型コロナウイルス感染症の流行を抑えることができるはずです。

★感染後の後遺症に苦しんでいる人もいるかもしれません。一人ひとりの徹底した予防対策で、流行の終止符を早く打てるようにしましょう。

 

奈良大学医務室

TEL:0742-41-9520(直通)

ホームページhttps://www.nara-u.ac.jp/life/dispensary/

 

2 こころのケアについて

学生相談室より学生のみなさんへ

 

●「変化」とストレス

 新型コロナウイルス感染症の拡大やその感染予防のための生活が長く続いています。自由にできていた活動が制限されることや、新しい状況に適応することは、どちらもとてもエネルギーを必要とすることです。ポジティブなものであってもネガティブなものであっても、「変化」にはストレスが伴います。様々な活動制限が解除されていくことは、喜ばしい「変化」として感じられるかもしれませんが、こころやからだには負荷がかかっている可能性があることも忘れてはなりません。今までにない症状や感情に気づいた時には、いつもよりも慎重にこころやからだの状態を観察してみましょう。それらは「変化」に対する反応としてある程度は自然なものですが、見て見ぬふりをするのはあまりよくありません。気になる時には、信頼できる情報源にアクセスすることや、誰かに話してみることをおすすめします。

●コロナ禍の悩み

 コロナ禍という言葉が使われ始めてから約2年半、学生のみなさんは次のような悩みを抱え、自分自身と向き合ってこられました。

不調・ストレスにどう対処するか:

 長期間制限された生活を続けるなかストレス解消の手段も限られ、多くのみなさんが自律神経の不調など、からだを通したストレス反応を経験していました。自分のからだが示すサインに気づくことで自己理解を深め、ストレスとうまく付き合う方法を模索してきました。

喪失体験にどう適応するか:

 当たり前にあるはずだったキャンパスライフやアルバイト収入、精神的なエネルギー源となる様々な活動が制限され、喪失体験への反応として怒りやイライラ、無力感などを抱える方が多くいました。先を見通せない状況で現実とどう折り合いをつけるかという難しいテーマに向き合い、時間をかけて少しずつ自分の保ち方を模索してきました。

人との繋がり方について:

 活動制限や自粛生活を経験することが、人との距離感や繋がりを見つめなおす機会になっていたようです。また、距離感の変化に対する反応には個人差があり、対面できないことを寂しいと感じる人もいれば、気を楽にして過ごせた人もいます。

●こころの専門家に相談してみよう

 学生相談室は、学生一人ひとりが有意義で充実した学生生活を送れるように、みなさんの悩みに寄り添います。話を聴くのはこころの専門家であるカウンセラー(臨床心理士)です。感染症に関連した心理相談ももちろん可能ですが、対人面、生活面、学修面、進路のことなどどんなことでも相談できます。カウンセリングと聞くとハードルが高く感じる方もいるようですが、特別なことと思わずに、身近な相談相手としてカウンセラーと話をしてみませんか。相談内容について、秘密は守られますので安心してください。

 

 

こころの健康に役立つサイト

新型コロナウイルス感染症対策(こころのケア)

https://kokoro.mhlw.go.jp/etc/coronavirus_info/

新型コロナウィルスに負けないために セルフケア編(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター こころの診療部)

http://www.ncchd.go.jp/news/2020/0acf48f6afa2b9af77e971502f2091248666607b.pdf

いまここケア―おうちで誰でもできるこころのケア―(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野)

https://imacococare.net/

 

奈良大学学生相談室

TEL:0742-41-9553(直通)

ホームページhttps://www.nara-u.ac.jp/life/counseling/

 

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