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2022/05/20
ニュース
総合社会学科教授の島本太香子副学長が奈良県私立学校人権教育推進協議会 総会で記念講演の講師をつとめました。
5月12日(木)に、総合社会学科教授で医学博士の島本太香子副学長(公衆衛生学、産婦人科学、女性医学)が、奈良県私立学校人権教育推進協議会の総会後に開かれた記念講演「最新の生殖補助医療と人権」の講師をつとめました。
講演内容としては、島本教授が本学の授業でもテーマとしている、①最先端の生殖補助医療の実情と生命倫理上の課題、②リプロダクティブヘルスアンドライツ、③日本産科婦人科学会の見解などを取り上げ、医療が実施される現場にいない、未来に生まれてくる子どもの人権をも考慮した対応が求められる生殖補助医療の特殊性と今後の展望について説明しました。
参加者は、奈良県内私立高等学校校長、推進委員、事務局員、奈良県文化・教育・くらし創造部教育振興課課員の約40名で、講演後の質疑応答では、不妊症に関する考察について、高校の現場で女子生徒から出された質問へのコメントや、不妊治療・生殖補助医療に法整備のない日本における日本産科婦人科学会の見解の解釈に関する質問などがありました。
講演で取り上げた「最先端の医療技術がうむ生命倫理の課題」に関する考察は、本学の「健康科学Ⅱ」、「ジェンダーとライフコース」で詳しく学ぶことが出来ます。