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総合社会学科からのお知らせ

2021/11/26

ニュース

マレーシアの留学生イェーオ ハンヤンさんが奈良市立都跡中学校2年生と「奈良市国際交流出前講座」で交流

 マレーシア出身で社会学部総合社会学科2年のイェーオ ハンヤンさんが、10月20日(水)に奈良市立都跡(みあと)中学校(小林正典校長:奈良市柏木町)を訪れ、2年生87人を対象とした「奈良市国際交流出前講座」(主催:奈良市国際交流協会、協賛:奈良ロータリークラブ、後援:奈良市)の講師を務めました。
 
 講座では、マレーシアの言語や宗教、食生活や文化などを紹介し、ハンヤンさんが日本に興味を持ったきっかけや、来日して感じた日本とマレーシアの違いなどをお話しました。
 ハンヤンさんが講師となるのは、9月の奈良市立春日中学校に続き2回目です。今回は、新型コロナウイルス感染状況が落ち着いていることなどから、対面での実施となりました。生徒の皆さんを前にしてお話するのはハンヤンさんにとって初めてのことで、大変貴重な経験となりました。
 講座の数日後、都跡中学校の生徒の皆さんより、ハンヤンさんへ感謝のお手紙をいただき、受け取ったハンヤンさんは「大切に保管して一生の宝物にします!母国の両親に見せて自慢します!」と大変喜んでいました。
 
 奈良市国際交流協会が主催する同講座は、奈良市内の小・中学校の子どもたちが異文化に触れ、興味を持つことで、国際交流を促進することを目的に、県内の大学・専門学校に在籍する留学生が学校を訪問して自国の生活文化や食文化などを紹介するものです。本学学生に貴重な機会を与えていただき、ご助力くださいました関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。
 
 
講座を終えて(社会学部総合社会学科2年 イェーオ ハンヤン)
 前回のオンライン形式とは違い、今回は体育館での対面形式で行いました。生徒の皆さんの反応を直接見ながらお話することができて、とてもプレゼンしやすかったです。当日は新型コロナ感染防止のため窓を開け、換気をよくしていたことから体育館はとても寒かったですが、座って話を聞いている生徒さん達はもっと寒かったのではないでしょうか。そんな中でも注意力を切らさず集中して話を聞いてくれている皆さんを見て、今回も日本の中学生の集中力の高さには驚かされました。
最後に、私の出前講座を聞いてくれた都跡中学校の生徒さん、当日サンバルを試食してくれた先生、技術支援の先生、そして、奈良市観光戦略課の皆さんのご指導で講座を無事に終えることが出来ました。本当にありがとうございました。
 
講座の感想
奈良市立都跡中学校2年生の学級通信より
 
 マレーシアについてたくさんの事を知りました。世界遺産や食事のことなど日本と全然違う文化でびっくりしました。1番びっくりしたのは「コーラン」の事です。毎日6回祈ることと、朝の5時からコーランが流れることに驚きました。今回の異文化交流でハンヤンさんから色んなことを学びました、良い勉強になりました。
 
 異文化交流で私の知らないマレーシアについてたくさん知ることができて、とても面白かったです。とくに、「サシルマッ」という食べ物を食べてみたいなと思いました。他にも、マレーシアでは「YOASOBI」が人気だということにもビックリしました。アニメでは、「鬼滅の刃」が人気だと知りました。他にもいろんな国について知ってみたいです!!
 

日本とマレーシアについてお話するハンヤンさん

マレーシアのチリソース「サンバル」を先生に試食してもらいました。

代表の生徒さまからお礼の言葉をいただきました。

国際交流室で職員とプレゼンの練習を行う様子

 

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