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総合社会学科からのお知らせ

2019/01/23

イベント

公開シンポジウム「女性活躍推進 奈良の今とこれから」を開催しました。

 1月11日(金)に本学公開講座(シンポジウム)「女性活躍推進 奈良の今とこれから」が開催され、本学学生、一般聴講者など約160人が参加しました。

 「女性就業率が全国で一番低い奈良県で、男性も女性も生き生きと活躍できる社会を作っていくには」をテーマに、コーディネーターの社会学部総合社会学科 島本太香子教授、シンポジストとして清水学長、卒業生(社会学部心理学科2015年卒)の菊岡沙樹さん、在学生の肥田美咲さん(文学部文化財学科2年)、さらに奈良県こども・女性局女性活躍推進課の戸毛由樹子課長が参加し、それぞれの異なる立場から意見を述べ合いました。

 参加した学生は、「奈良の意外な実情を知ることができた」、「女性の就業率が低いことは知っていたが、その背景にある生活要因・価値観などに初めて思いを巡らせた」、「さまざまなデータを読み解いて考察する楽しさを知った」、「女性だけでなく男性もともに向き合う課題だとわかった」との感想を述べていました。

 島本教授のコーディネートによるシンポジウムは、昨年3月に実施した「女性の健康とワークライフバランス」に続く2回目の開催で、産婦人科の医師でもある島本教授(医学博士)が、女性として医師としての視点から「女性活躍推進!男性も女性も元気に輝こう」をテーマとして提起し、異なる分野の専門家をシンポジストに迎えて学生や地域の方とともに考察を深めています。

 

シンポジウムの発表内容

○奈良大学 清水哲郎学長

「奈良の生活の今 女性の就業の社会的背景を考える」(生活経済・構造の視点からさまざまなデータを分析、奈良の特徴を明示しながら女性の就業率との関連を考察)

○奈良県こども・女性局女性活躍推進課 戸毛由樹子課長

「奈良県の取り組みの紹介」(奈良県としての課題意識に基づき、女子大学生の就業支援、今後は奈良県で働く男子学生へも支援する)

○奈良大学 卒業生(社会学部心理学科)菊岡沙樹さん

「職業を持って見えたこと」(自分の職場でも、これまでの男性のみの職種にも女性が参画し始めている、働く上で大切なことは好きな仕事をすることか)

○奈良大学 文学部文化財学科2年生 肥田美咲さん

「大学生の意識調査から〜大学生の就業とワークライフバランス調査報告」(大学生の伝統的な性別役割意識は強くない、これからの女性の理想的な働き方は妊娠出産後も働くことが多数派)

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